【京都山科】贅沢にいただく、ブロッコリーステーキ｜いっしょにつくろう

食のお便り/レシピ

2024/01/11

　おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。

　渡邉先生が教えてくれるのはブロッコリーを豪快に焼いた「ブロッコリーのステーキ」です。

　撮影時入荷していたのは、大きくて、つぼみがぎゅっとしまった立派な京都府産ブロッコリー。ソースには無印良品が地元の農家さんや企業と一緒につくった商品『畑をつなぐドレッシング泉州黄たまねぎ』と無印良品『刻みピクルス』を使いますよ。

　ブロッコリーに包丁を入れるとメリメリっと良い音が。ブロッコリーは蕾まで包丁を入れるとバラバラになってしまうので、茎の部分までに留めて切ったり、手で割いたりしてくださいね。

　「おうちでつくる時は、食べやすく小房に分けてもいいですよ」

　電子レンジで加熱し鮮やかな緑色になったブロッコリーに、フライパンで焼き目をつけます。フライパンは深めなものがおすすめかも（笑）

　「ブロッコリーはじっくり焼き目をつけると香ばしく、よりおいしくなるので、フライパンで焼くひと手間がこのレシピのポイント。油をまとわせて、トースターやグリルで焼くのもおすすめです」

　ソースのベースとなるドレッシングは、大阪府泉佐野市で100年以上、代々農業を営まれている三浦農園さんで育てられた泉州黄玉葱を使っています。泉州地域の玉葱栽培の歴史は古く、大阪府の「なにわの伝統野菜」に認証されているんですよ。みずみずしい泉州黄玉葱を炒め甘さを引き出し、塩糀と醤油を合わせ、フルーティな香りのビネガーで仕上げています。
　試食では「ずっと気になってたから味が知れてうれしかった」とお客さまからも好評でした。

　「ドレッシングには無印良品の『刻みピクルス』を合わせました。香辛料が効いててアクセントになってくれます」

　たっぷりソースをかけていただきます。

　「シンプルなレシピなのでブロッコリーの甘みをしっかり感じますね。やわらかい部分、シャクシャクの部分、香ばしい部分が食べるところによって違うのも楽しい」

　「このソース、酸味がやさしくてまろやか。ほかの焼き野菜、肉・魚にも活用したいです」

　レシピを検索すれば時短レシピばかりが目につきますが、ときにはゆっくり、じっくり料理することで野菜の魅力に気づくことができますよね。ぜひ、お試しください。

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