【京都山科】ねばねばからほくほくに変身｜いっしょにつくろう

食のお便り/レシピ

2024/08/28

　おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。

　渡邊先生が紹介してくれるのは「ながいものたらこバターソテー」です。

　通年、スーパーなどで手に入る長いもは、あと一品ほしいってときの名わき役ですよね。

　渡邊先生が長いもの皮をむくときの裏技を教えてくれました。長いもの中心に箸などを刺して、回しながらピーラーを使えば、ぬるぬるして滑りやすい長いもも簡単に皮がむけますよ。

　「ポイントはポイントがないこと！」

　キッチンカウンターのレシピはいつだって、野菜のおいしさを活かしながらなにより手軽につくれるのがうれしいところ。手の込んだものをつくらなくちゃ、と肩ひじ張らなくても、炒めるだけ、和えるだけで立派な料理なんですよね。

　フライパンに入れたらできるだけ動かさずに、表面に焼き色をつけるように炒めます。味付けは鉄板のたらこバター。フライパンから広がる香りだけでごはんがいただけそうです。

　生だとねばねばしゃりしゃりの長いもも、焼けばほくほくに変身します。お好みの焼き加減に仕上げるのもおすすめです。
　たらこのうま味と長いものほくほくが口の中で混ざりあってちょうどいい塩気。醤油の香ばしい香りが良い仕事しています。

　ぜひ、長いもレシピのレパートリーに加えてくださいね。

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