【京都山科】素材の味をとじ込めました|いっしょにつくろう

【京都山科】素材の味をとじ込めました|いっしょにつくろう

食のお便り/レシピ

2023/07/09

 おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
 
【京都山科】素材の味をとじ込めました|いっしょにつくろう

 今回は小川先生が新生姜を使って「新しょうがのちくわ天」を紹介してくれます。
 
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 新生姜と大葉って気持ちの良い組み合わせですね。

 「じめじめしたこの時期でも食べやすい天ぷらを考えました」

 新生姜は今しか楽しめない旬の味。普段スーパーなどで出回っている熟成させた生姜に比べ、繊維がやわらかく、みずみずしいのが特長なんだそうですよ。
 
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 「食感を感じてほしいので、新生姜は太めに切ってくださいね」

 繊維が絶たれると目の覚めるような香りが広がります。
 
【京都山科】素材の味をとじ込めました|いっしょにつくろう
 
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 ちくわに縦に切り込みを入れて、大葉、新生姜を巻いたら、あとは油で揚げるだけ。ちくわから飛び出す大葉がなんだか可愛らしい。 
 シンプルだからこそ、生姜の量や切り方、太さなど小川先生の試行錯誤が伺えます。
 
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 ちくわの固定には、繊維が縦に入った竹材を使用した無印良品『竹材 折れにくい楊枝』を使いました。市販の爪楊枝より細いですがしなりがあって、たしかに折れにくいかも。
 
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 「揚げる時についたくさん入れたくなってしまうけど、からっと揚げるポイントは入れ過ぎないことですよ」

 新生姜のしゃきしゃきとちくわのぷりっとした食感が楽しい天ぷら。すり身のうま味、塩味のあとから、ぴりっとした辛さがやってきます。薬味のイメージが強い生姜が主役になったレシピですね。

 「新生姜の辛さがさわやかです。大葉の香りも相まって、後口もさっぱり。この楽しみ方は今だけだなあ」

 「これはお酒のアテにもぴったりですね。子どもたちにはそうめんのつけあわせに良いかも」

 今回のレシピ、調味料は一切使っていないんですよ。それでいて物足りなさを感じなくて、素材がもともと持っているおいしさをあたらめて発見した気持ちです。ぜひみなさんも新生姜のさわやかな辛さで7月を乗り越えてくださいね。





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