グランフロント大阪MUJI BOOKSの新企画、考える本。
今回紹介する本は、過去にグランフロント大阪でもイベントを開催していただいた京都のNPO法人スウィングの理事長・木ノ戸昌幸さんの著書。
こんな問いを当てはめてみました。
■まともがゆれる-常識をやめる「スウィング」の実験-
1,716円(税込)
著者:木ノ戸 昌幸
出版社:朝日出版社
ルールを守ることは大切な事。
しかしそのルールが、なぜ定められているか、何の為にあるのかを理解する事の方がもっと大切だ。
その考察力と理解力は、この世の理不尽を生み出す既成の常識や暗黙の了解、同調圧力などに対して、少し俯瞰した視点から疑問を抱く力にもなるからだ。
と、この書籍を読んで考えさせられた。
「ギリギリセーフではなく、“ギリギリアウト”を狙う」
ギリギリアウトを繰り返すことによりセーフゾーンを広げていく。
なんとなく決まっている『こうでなくてはいけない』という常識に、「福祉」「アート」を通して疑問を投じる実験的行為を行う木ノ戸さん。
セーフゾーンからはぶれた、
生きづらさを抱える全ての人に読んで欲しい一冊。
次回もお楽しみに。
無印良品 グランフロント大阪