みなさんこんにちは。
ご自身のスマホ画像やPC画像で、1冊から洗礼された“本”が作れるオーダー・ブックサービスBON。
そんな老舗印刷会社がはじめた小さな出版レーベルBON BOOK。
くらしの再発見をテーマに各界の著者が書籍の刊行を予定しています。
今年の春に第1弾となる3作品が発売され、新たに第2弾となる2つの作品が今月より発売開始となりました。
今回は新発売となったその2つの作品をご紹介します。
■かみのねこ 服部 一成
税込1,980円
さまざまな広告のデザインや美術館のロゴデザインを手掛ける服部一成さん。
さまざまな“かみのねこ”を表現。
寝っころがったり、目が合ってかたまったり。
頭の中にあるいろんな表情をみせてくれる猫の姿勢を下描きもせずシンプルな素材と工程で作成。
しっかりと作品撮りをするのではなく、仕事場の片隅に置いてサッと撮りためられた写真たち…
そんな肩の力の抜け方が魅力の一冊です。
■ppripo 平出 隆
税込1,980円
作家でもあり装丁家でもあり、詩人でもある平出隆さん。
数々の詩書がある一方で本に切手をはって送る叢書を自ら手掛けられています。
4世半紀前に架空の切手を描いて夭折した画家のドナルド・エヴァンズの作品との出会いを切っ掛けに、もうすでにいないエヴァンズに宛てた葉書を書き継ごうとしたことが切っ掛けで「葉書」と「本」を結びつけるこのアートワークがはじまりました。
—葉書は2ページの本であり、切手を貼って送るのは最小単位の出版である。しかしあくまで私的な印刷であり親しい人々への贈り物としての私信なのだ。
≪private print postcard≫略して「ppripo(ププリポ)」。
平出さんの言葉と印刷物に対する実験的な試みが見て取れる一冊。
今回発売されたのはこの2冊。
前回の第1弾と合わせ計5冊のBON BOOKが店頭には並んでいます。
好きな写真を入れて自分で本を作るもよし。
好きな作家の本を買うのもよし。
さまざまな楽しみ方ができるBONとBON BOOKをぜひ店頭でご覧ください。
無印良品 グランフロント大阪