無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理の試食を提供していました。
現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今日は小川先生と久しぶりの中華シリーズ。「きくらげ焼売」と「長ねぎのコチュジャン炒め」をつくります。
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きくらげ焼売
今回は大阪・富田林の森田さんご夫婦が営む『FUNGUS MAISON』のぷるんとハリのある生きくらげを使います(産地取材レポートは
こちら)。
きくらげといえば乾燥のイメージが強いですが、生きくらげは水に戻す必要もなく、手軽なんだとか。
「きくらげはきのこの中でも食物繊維が多いと言われているんですよ。特質した味や香りはないけれど、いろんな料理で活躍してくれます」
黒くてぐにゃりと曲がった形やきのこなのに“くらげ”、漢字で書くと耳がつくなどきくらげって不思議がいっぱいですね。
「細切りしたきくらげと刻んだ玉ねぎは豚ひき肉ベースのタネと混ぜる前に片栗粉をまぶすのがポイント。全体と馴染みやすくなるんです」
タネからはごま油やしょうがの良い香りが。香りっておいしさの想像を掻き立ててくれると思いませんか。
今日つくるのは焼売と言っても電子レンジでつくる焼売。お皿に敷いたレタスの上にスプーンでタネを並べます。
「タネはこんもりと高さをつくると良いですよ。加熱したときに乾かないように皮は表面を水で濡らしておきましょう」
あとは電子レンジで加熱するだけ。タネもビニール袋などでこね、クリームのように絞り出せば手が汚れることもありませんね。
半透明になった焼売はまさにくらげのよう。今回は無印良品 京都山科が地域の方々と地元の素材を生かして開発した『京都・水尾の柚子ぽん酢』をつけていただきます。
「生だからこそのこりっとしてるけどやわらかなきくらげの食感が効いてます。きくらげってどうしておいしいのかなって考えてみたけど、料理に映える黒や独特の食感がそうなのかもしれません」
冷めてもふわふわのタネには豆腐を入れたり、よく混ぜたりと硬くならないコツが隠れているんです。
「このぽん酢、シンプルな料理には柚子を主張して、焼売などにつけたときはちょうど良く調和してくれますね」
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長ねぎのコチュジャン炒め
「とにかく触らずにしっかり焼き目をつけること」
香ばしくて甘い香りが立ってくると、真っ白だったねぎは透明感を帯びてきます。コチュジャンや無印良品の『
出汁酢』などの調味料を入れ絡めたら完成。
歯を立てると芯がとろっと飛び出します。
「しっかり辛みがあるけど、ねぎの甘みでちょうど良い。私はこのたれをごはんにワンバウンドさせるのが好きなんですよ」
みんなのお茶碗もまたたくまに空っぽになりました。
小川先生にかかれば中華料理だってあっというま。でもその“あっというま”までには何度も試作が繰り返され、こうしたらどうかな、とつくる人、食べる人を想ったアイデアが詰まっているんですよね。
みなさんも今日は気分を変えておうち中華を楽しみませんか。
#ふかひれ?
#おいしいは、あいだ
#旬は夏
#包まない
#時短レシピ
#きくらげの引き出し
#鍋からの脱出
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無印良品 京都山科