おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
民野先生が紹介してくれるのは「
チンゲン菜とごぼうの飛鳥鍋」。奈良県飛鳥地方の郷土料理の「飛鳥鍋」の歴史は飛鳥時代にさかのぼると言われています。当時はヤギの乳を使うことが多かったそうですよ。
「ごぼうと大根はぜひ入れてほしい野菜です」
彩りがきれいですね。今回は年末ということで京都府産の金時人参を使用しました。
お鍋の定番と言えば白菜ですが、緑黄色野菜のチンゲン菜を使うのも良いかも。
ごぼうはピーラーを使ってささがきにするのがおすすめです。
お鍋のベースは牛乳と白味噌。お正月にあまりがちな白味噌を活用できるのはうれしいですね。ふわぁっと湧く牛乳は雪のよう。牛乳のお鍋ってどんな味になるんでしょう。最後に入れるチンゲン菜に火が通ったら完成です。
スープを飲んでみると牛乳くささがなく、むしろごぼう独特の良い香りがします。やっぱりごぼうは裏切らない。根菜の甘みが溶け出したスープはまろやかで、そこに山椒を振ると意外にも相性ぴったりでした。
〆はチーズとオレガノを入れたリゾットが民野先生のおすすめです。オレガノが加わると一気に洋風のスープに変身します。うどんやラーメンもおいしいとのことで、洋にも和にもなるお鍋って楽しいですね。
ぐっと気温も下がる年の瀬は、家族みんなでお鍋をかこんであたたまってください。
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