おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
今回は民野先生が「
新ごぼうの旨たれだんご」を紹介してくれます。
今回も使用するのは、熊本県産の「菊池水田ごぼう」。白くてきめ細かいのが特長のごぼうです。まさかごぼうがお団子になるなんて、どんな味になるのか楽しみです。
「ごぼうなどを小口切りにするときは、斜めに切ると転がりにくいんです」
電子レンジで加熱し、ミキサーで細かくしたごぼうを白玉粉と一緒にこねます。レシピでは上新粉・もち粉を使用しますが、白玉粉でもおいしくつくることができますよ。
「ミキサーがないときは、細かいみじん切りにしてくださいね」
耳たぶほどのやわらかさになったら、成形して、茹でたらお団子は完成。
お団子をつくるときのこのくぼみ、中まで火が通るようにというのもありますが、民野先生曰くこのくぼみにタレがたまるのが良いんだとか。
タレの決め手は昆布出汁。干ししいたけの戻し汁でつくるのもおすすめだと民野先生が教えてくれました。
「タレはしっかり加熱することで、とろみ戻りが起こりにくいですよ」
とろーり飴色のタレがかかったお団子は、見た目は見慣れたみたらし団子。でも、食べてみるとごぼうの香りと食感をちゃんと感じます。つるんとむっちり食感なのに、味わいはごぼう!とっても不思議です。ごぼうとお団子が調和しているのは、昆布出汁が効いたタレがポイントかもしれませんね。しっかり味が滲みたきんぴらごぼうの味わいにも似ています。
キッチンカウンターでは久しぶりの登場な和スイーツ。いつものごぼう料理にマンネリを感じたときはぜひつくってくみてください。
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