【京都山科】コーヒーの絵本|MUJI BOOKS

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2020/06/12

 最近本を読みましたか。読書をするとこころが動き、満たされた気持ちでいっぱいになります。本を読むとそこには出会いがあり、いつでも誰かの温度を感じるのです。さあ、好きな本をひらいて、こころに栄養を届けましょう。
 おたよりでは、京都山科のMUJI BOOKSから、本が大好きなスタッフがえらんだ1冊を紹介します。
 皆さんのお気に入りの1冊が見つかりますように。

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『コーヒーの絵本』(ミルブックス)
作・庄野雄治
絵・平澤まりこ

 こんにちは。BOOKS担当です。今日紹介するのは、徳島にある“アアルトコーヒー”の庄野雄治さんによるおいしいコーヒーの淹れ方がよくわかる、世界でいちばんやさしいコーヒーの絵本。平澤まりこさんのかわいらしいイラストも魅力です。

 私が育児真っ最中だったころの話です。
 子どもが寝ている間に、掃除だ、洗濯だ、食事の支度だと、あれこれやるのですが、さっき寝たばかりなのにまたぐずぐず言いだした……なんてことは日常茶飯事。いろんなことが思うように進みません。

 まいにち忙しくて、加えて面倒くさがりである私。けれど、コーヒーを豆から挽いて淹れることだけは、毎日続けてきました。ふしぎと、今まで一度も面倒に思ったことがないんです。
 新鮮な豆をゴリゴリと挽いて、ドリップするときの、あのはじめの蒸しの時間にむくむくと膨らむ豆を見るのが大好きです。

 「飲んでくれる人のことを考えて、おいしく淹れようと心を込めたら、コーヒーはおいしく淹れられるんだよ」。いつか誰かに言われた言葉を、今でもたまに思い出します。

 一見むずかしく思えるコーヒーも、基本と、そんな想いがあれば、おいしく淹れられる気がします。

 コーヒーを淹れていたあのころの私の横で、すやすや寝ていた息子も、いまでは高校生になっておいしいコーヒーを淹れてくれるようになりました。
 もちろん先生は私です。

 『コーヒーの絵本』は1階の”よく食べる”の棚にあります。
となりには『紅茶の絵本』もありますよ。
 
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