昨日は家族とどんな話をしましたか?
普段は家族で団らんする余裕もないまま目まぐるしい毎日を送っていた方も、この数か月おうちですごした時間は、同時に家族とすごす時間になったのではないかと思います。
古今東西から長く読み継がれてきた本をあつめて、「ずっといい言葉」とともに本のあるくらしを提案しているMUJI BOOKS。
京都山科のMUJI BOOKSでは、いまテーマごとにスタッフおすすめの本を提案しています。今月のテーマは「家族」。
今日はその中でも本が大好きなスタッフが選んだものを皆さんに紹介しますね。
■続けられるおべんとう(いづいさちこ 著/誠文堂新光社)
「家族のためのお弁当づくりを始めて20年の“お弁当名人”であるいづいさちこさん。ページをめくるたびに笑顔にしてくれるお弁当は、お弁当づくりが楽しくなる工夫とコツがたくさん隠れています。私もよく参考にしてるんですよ。この本をきっかけに皆さんのお弁当づくりがもっと楽しくなりますように」
■ぼくは蒸留家になることにした(江口宏志 著/世界文化社)
「江口さんが夢のために初めて尽くしに奮闘する姿、その姿に寄り添う家族の姿がとても微笑ましく、そしてところどころに紹介される園内の写真にときめきます。元薬草園に育つ果物やハーブの香り立つような風景が浮かんできますよ。江口家の一年を追った家族と一年誌「家族」2号もぜひひらいてみてください」
■お父さん、だいじょうぶ?日記(加瀬 健太郎 著/リトル・モア)
「カメラマンのお父さんが、子どもたちを撮った哀愁ある写真とぼそっとつぶやくゆるい言葉、なんとなく昭和っぽい穏やかな空気が流れているようで、ふうっと肩の力が抜けるんです。とくに奥さんのぼやきとつっこみは絶妙ですよ。家族にしかない空気感。決して押し付けていないけど、そこには愛があるんだなって感じるんです」
いつもいっしょにいるから、家族ってなんなのか改めて考えたことはなかったかもしれません。おはよう、が飛び交う朝のせわしないひと時、みんなで分け合う食後のデザートタイム、お互いにしかわからない合言葉、家族の形って灯る明かりの数だけあるんですよね。
家族をみつめなおしてみると、ありふれた日常にこそ愛おしい瞬間が溢れているんだ!って気づかせてくれます。
皆さんもぜひ、気になった本があれば手にとってみてくださいね。きっと昨日よりも豊かなくらしが待っているはずです。
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