【京都山科】台所にこの道具|MUJI BOOKS

台所にこの道具

MUJI BOOKS

2020/04/14


 少しの言葉で、モノ本来のすがたを伝えてきた無印良品は、生まれたときから「素」となる言葉を大事にしてきました。人類最古のメディアである書物は、くらしの発見やヒントを記録した「素の言葉」の宝庫です。
 おたよりでは、京都山科のMUJI BOOKSから、本が大好きなスタッフがえらんだ1冊を紹介します。
 本のあるくらしがこれからも続きますように。

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『台所にこの道具』(アノニマ・スタジオ)
著・宮本しばに

 前作『野菜たっぷり すり鉢料理』を読んで“山口華陶苑”のすり鉢を使いはじめたところ、我が家の娘たちのあいだで、たった胡麻をするだけのお手伝いが人気になりました。
 
台所にこの道具

 すりたての胡麻は香りが格別に良いのはもちろん、いつもの料理にぐっと風味が増します。
 昔から日本でお母さんたちに大事にされてきた台所道具は、ひと手間がかかるからこそ、「自分の手を使ってごはんをつくっているんだ」ということを思わせてくれます。
台所にこの道具

 『台所にこの道具』で私が惹きつけられたのは、豆や茶葉などを煎るための ”焙烙(ほうろく)”という道具。
 いつか焙烙で好きな茶葉を焙じて、娘たちといっしょに飲みたいな。
 素焼きのまるい陶器に火を入れたら、どんな香りが広がるだろう。
 煎りたての茶葉で淹れたほうじ茶は、どんなにおいしいんだろう。
 想像するだけでわくわくします。

 自分の機嫌を良くしてくれる好きな道具がひとつあるだけで、台所ですごすひとときがいつもの何倍もおいしい時間になりますね。
 
台所にこの道具

 『台所にこの道具』は1階にあります。
 表紙のやさしいイラストは京都在住のイラストレーター、ダイモンナオさんが描かれました。鬼おろしを目印に、見つけてくださいね。


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