言葉は心を通じて木の根のようにつながりあい、栄養になります。デジタルにはないあたたかみや紙の質感は人にやさしく、肩の力が抜けるよう。全部読まなくてもいいし、たまたま開いたページを読んでも良くって、本って思っているよりも自由なんですよね。本は読んで役に立つものばかりではありませんが、旅をした時のようにたくさんの気づきをもたらしてくれます。
おたよりでは、京都山科のMUJI BOOKSから、本が大好きなスタッフがえらんだ1冊を紹介します。
本のあるくらしがこれからも続きますように。
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『南インド キッチンの旅』(ブルーシーブ)
著・齋藤名穂
こんにちは。BOOKS担当です。
美しい本を世に出すことで知られるインドのタラブックスから出版された本の日本語版です。
京都の誠光社のイベントでこの本を知った私は、この本を京都山科で見つけたときは縁を感じて迷わず買って帰りました。
私は子育て中にインド料理の教室に通っていた時期があり、この本をぱらぱらめくるとその頃につくった鮮やかな野菜の色合い、スパイスの香りがよみがえってくるようです。
娘たちが小さかった頃、普段使わないスパイスや調理法を試して、つくっている間に立ち込めるスパイスの香りで束の間のリフレッシュをしていたっけ。
おかげでインド料理も大好きな娘たちは大きくなって、今では一緒にお手伝いもしてくれそうです。
時間があるから、久しぶりに家族みんなが大好きなサモサを揚げてサブジと一緒にダルカレーやほうれん草のカレーをつくってみようかな。
『南インド キッチンの旅』は地下1階の“世界の料理”の棚にあります。
まるで本物のようなバナナの葉を模した表紙を目印に、見つけてくださいね。
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無印良品 京都山科