先日1月16日(木)みんなみの里において、近くにある長狭学園の児童によるお米の対面販売がおこなわれました。
このお米は、地元の生産者の指導を受けながら小学五年生が自分たちで栽培したうるち米で、児童たち自らが「福米」と名付けました。昨年の台風や長雨が続いた不安定な天候の中、たくましく育ったお米ですので、「福米」という名はふさわしいものだと思います。
袋には、児童ひとりひとりの直筆メッセージが書かれていました。
15名の児童が10:30頃から準備を始め、販売を始めたのは約10分後。寒風の吹き抜ける連絡通路での販売でしたが、「こどもは風の子」というとおり、大人が身を縮めて寒そうにしている中、大きな声を出して自慢のお米をアピールしていました。
地元のおじいさんや遠方からお立ち寄りの方々などが、こどもたちの声に引かれるように福米の置かれた屋台に近づて行きました。こどもたちから福米の説明を受けたお客様はひとつふたつとお求めになり、「ありがとうございました」という元気な声を背中に受けながら家路についていました。
お客様のなかには児童のお母さんやおばあちゃんがおり、しばらくは販売の様子を見ていたようですが、その後、売れ行きを心配して自分のこどものお米を買い求めていたようです。これが親心というものなのでしょうね。
用意されたお米は30袋ほど。屋台に載せきれないほどだったお米は、どんどんと減って行き、最後の一袋を「残りものには福がある」として販売し、皆でお客様に感謝の言葉をかけたのは11:10頃。約30分という短い時間でお米を売り切った児童ひとりひとりの顔には、達成感と安心感が見られました。
無事にお米の販売が終わってほっとしたのか、撮影していた私に話しかけてきた児童もいました。やはり緊張していたのでしょうね。
当日福米をお買いあげになった皆様には、きっとこどもたちが運んでくれた福が訪れることでしょう。
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