稲作文化の日本では、大昔よりお米の収穫が終わった後の稲ワラを生活の中に利用してきました。
しめ飾りもそのひとつ。各家庭ではもちろんですが、地区にある神社の大きなしめ縄をかけ替える作業も住民総出でおこなってきました。新年を迎えるにあたり、しめ飾りを用意するのはとても大切なことです。
ところが、今では農家においてもしめ縄をつくることが少なくなってきており、先日来お伝えしているとおり、お飾りのご注文をお受けして農家の方々につくっていただく状況となっています。
以前よりみんなみの里では、鴨川をはじめとする南房総地域の講師の方々から直接ご指導いただき、自分でしめ飾りをつくり上げる体験を実施してきました。
今年も12月15日(日)に「しめ飾りづくり」を開催しました。
ご参加の方々は老若男女さまざまで、おひとりの方もいればご家族でおこしの方々もおり、講師の皆さんから優しく手ほどきを受けていました。
悪戦苦闘する人、スイスイと上手に作る人など様々でしたが、だんだんと作品が出来上がっていくとその表情は笑顔にあふれ、あたりは楽し気な声に包まれました。
やがて立派なしめ飾りを完成させた参加者の方々は、「むずかしかったけど自分でつくったしめ飾りでお正月を迎えられる」と嬉しそうに話していました。中には「家に戻って練習してみます」と意気込んでいる方も。
このイベントは一年に一回の開催なのですが、機会があったら皆さんもつくってみてください。自分でつくったしめ飾りでお正月を迎えられるなんて、特別でとても素敵なことですよ。
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