いよいよゴールデンウィークが始まりましたね。
みんなみの里では、いろいろなイベントが開催予定です。
今日は『原木しいたけコマ打ち体験』がおこなわれました。
長さ約1mのコナラの原木に間隔に穴を開け、その穴に椎茸菌のついた種コマを埋め込んでいきます。
早朝から参加したのは小さな子ども達。
穴開けは講師の方に補助していただき、リズムよく進んでいました。
さらに子ども達は、自分で種コマを打ち込んでいましたが、全部打ち込んだかどうか、きちんと確認しながらの様子は、まるで職人のようでした。
トントンという木槌の音がとても気持ちよく響き渡り、その小さな職人達はお立ち寄りの方々の視線を浴びていました。
今日種コマを打ち込んだ原木は、木漏れ日が差し適度に雨が当たる林のような環境をつくって立てかけてあげると、一年半後には、小さな椎茸が出てきます。
椎茸の姿を見るまでには長い時間がかかりますが、一年半後に出会えた椎茸の誕生にはきっと感動が待っていると思います。
ちなみに、今回はコナラを使いましたが、原木としてクヌギやマテバシイを使う場合があります。
講師にお聞きしたところ、クヌギは木が堅く皮が厚い為、椎茸が出にくい場合があり、また、マテバシイは皮が薄いので椎茸は出てきやすい反面、原木としての寿命が一年から二年と短いそうです。コナラの木は、皮の厚さも木の堅さも適度なので、初心者でも栽培しやすいそうです。
なお、すでに種コマを打ち込んだ原木は、直売所にて販売しておりますので、こちらもご利用ください。
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