【堺北花田】和菓子のアン|私とこの本

【堺北花田】和菓子のアン|つながる絵本

MUJI BOOKS

2020/04/03

 こんにちは、BOOKS1号です。
今週、読んでおすすめする本は『和菓子のアン』です。

舞台はデパ地下の和菓子屋さん。歴史と遊び心に満ちた和菓子の魅力が散りばめられ、読めばきっと和菓子が食べたくなります。

『和菓子のアン』
出版社: 光文社文庫  著: 坂木司 
【堺北花田】和菓子のアン|つながる絵本

 「羽二重餅みたいやわぁ」
赤ちゃんって、むちむちしていてすべすべしていて、見ているだけでこの上なくかわいいです。そんな赤ちゃんのほっぺや腕を母は「羽二重餅」とよく例えました。

 羽二重餅とは求肥を使った美しくて柔らかくて上品な和菓子です。絹布の羽二重のように柔らかくて軽い光沢のある布のような餅なので「羽二重餅」と名がつけられたんだそうですよ。私も羽二重餅を見ると、赤ちゃんのほっぺを想像してしまいます。

 日本は季節の移ろいが豊かで、私たちは四季を感じながら日々くらしています。和菓子は見た目も美しく、四季も感じられるものも多いですよね。春は桜餅、夏は見た目も涼しげな葛まんじゅう。芋ようかんは秋を感じます。お正月はやっぱり花びら餅でしょうか。

 和菓子には一つひとつに物語があって、付随する話を知ると、より味わい深くいただけますね。日本茶との相性はもちろんですが、コーヒーや黒豆茶、ハーブティーにだって合います。季節を感じながら、和菓子とお茶の和みの時間を楽しんでくださいね。
この本が和菓子の粋な世界へいざなってくれますよ。

「私とこの本」で紹介の本は、今日のずっといい言葉の黒板の下にあります。


MUJI BOOKSはこちらから
【堺北花田】マイバック|スタイリングアドバイザー


無印良品 イオンモール堺北花田 2020.04.03
 

関連記事