こんにちは、南大阪カレー研究会です。
カレーには欠かせないスパイス。クミン、コリアンダー、カルダモン…。じっくりみつめると、どれもこれも個性的なかたち。一つひとつの香りも気になります。スパイスの歴史は古く紀元前3000年にも遡りますが、スパイスの魅力は不思議だらけで、知らないことばかりです。
スパイスの魅力を探ってみることにした私たちは、大阪の谷町6丁目にあるスパイス堂さんを訪れました。
スパイス堂さんは南アジア各国の香辛料を取り扱い、日常の食にスパイスの活用を提案しています。店内はスパイスの購入はもちろん、奥にはカレーが食べられるイートインスペースも。たくさんのスパイスを横目に、お腹が空いたのでまずはカレーで腹ごしらえ。私たちは「辛口チキン カレー」と「炭焼きポークカレー」を注文しました。
お皿からスパイスの良い香りが。バスマティライスは、見慣れた日本のお米とは違って、細長くてさらさらしています。
では、スパイスの溶けあったカレーをひとくちいただきます。口の中に、奥行きのある豊かな香りが広がります。辛さもあるのに、さわやかさもありますよ。口の中においしさの喜びが広がって、思わず目を閉じてにんまり。カレーが多くの人に 愛されるのは、スパイスにいろんな想いが混ざりあい溶けあっているからですよね。カレーを食べると、溶けあった想いがじわりと心にも染みわたっていきます。おいしいってしあわせだ。
カレーと一緒に「赤紫蘇とティムルのソーダ」もいただきました。ティムルは花椒によく似た見た目ですが、刺激はなくさわやかな香りのネパール独自のスパイス。ポークカレーにもティムルがかかっていたので、辛さの中にもさわやかさがあったのですね。赤紫蘇に、きびざとうのやさしい甘みと、ティムルのさわやかな香りが相まったソーダ。スパイスはドリンクにも合うなんて知りませんでした。
さて、お腹も満たされたので、つぎはスパイス選び。店内にはネパール産、インド産、スリランカ産などのスパイス、そしてスパイス堂オリジナルのスパイスもあります。
他にもダル(豆)や冷凍の水牛など珍しい食材がたくさん。お店の方にも教えてもらいながら、私たちは12種類のスパイスとダルを購入しました。こちらは店内で展示しますので、ぜひご覧くださいね。スパイス堂さん、スパイスの魅力を教えてくださって、ありがとうございました。
スパイス堂 HP
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スパイス(Spice)には香辛料という意味だけでなく、「趣、おもしろみ」「味わいを加える」という意味もあります。世界中で親しまれるスパイスのことを知ると、食の楽しみもぐんと広がりそうです。スパイシーってスバラシー。まだまだ南大阪カレー研究会のカレー探求は続きます。
無印良品イオンモール堺北花田では、8月28日(土)、29日(日)に南大阪カレー研究会による「スパイシーがスバラシー」イベントを開催します。店内はあっちこっちカレーだらけ。どうぞお楽しみに。
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無印良品 イオンモール堺北花田 2021.08.24