無印良品 京都山科のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理を試食いただけます。
現在は、安心安全のため、キッチンカウンターは当面のあいだ営業を休止とさせていただいております。休止中も、野菜ソムリエの先生がつくった新レシピや、お客さまから人気だった過去のレシピをおたよりで配信します。毎日のくらしに役立ててもらえれば、とレシピだけでは伝えられないコツや工夫を、キッチンカウンタースタッフに教えてもらいながら、いっしょにつくってみました。
今日は民野先生のレシピ「九条ねぎのソース焼きめし」です。
<材料2人分>
九条ねぎ 120g
卵 2個
ごはん 300g
ごま油 小さじ4
桜えび 8g
中濃ソース 小さじ4
粗挽き黒こしょう 少々
塩 少々
紅しょうが(お好みで) 適量
<つくりかた>
1. 九条ねぎは1cmの小口切りにし、白い部分と青い部分に分けておきます。
「九条ねぎを薬味としてではなく、具として味わう焼きめしなんです」
2. フライパンにごま油を熱し、割りほぐした卵を入れ、ごはん、九条ねぎの白い部分を入れて炒めます。
「ポイントは、フライパンに卵を入れたら、固まらないうちにすぐにごはんを入れて、卵と絡ませることです。火加減は中火の強火ぐらいですね」
3. ご飯がパラパラになってきたら、桜えび、九条ねぎの青い部分、中濃ソースを入れ、炒め合わせます。
「桜えびがないときは、鰹節やちりめんじゃこでもおいしくつくれると民野先生が教えてくれました」
4. 粗挽き黒こしょうと塩で味を調え、器に盛り、お好みで紅しょうがを添えます。
(調味料はお好みで加減してください)
「ねぎの保存は、新聞紙やペーパータオルなどで包み、冷蔵庫へ入れるといいですよ。細かく切って冷凍しておけば、薬味がほしいときに重宝します」
今回、あまったネギは旬の野菜とあわせて野菜たっぷりの味噌汁をつくりました。春キャベツや新じゃがいもなど6種類の野菜をこれでもかというほどたくさん。
野菜をざくざく切って、お出汁で煮るだけ。ごはんを炊いているあいだに簡単につくれちゃいます。
ごま油とソースの良い香りが湯気とともに立ち昇ってきて、おなかがぐうっとなりました。口に入れると、ごはんがぱらっとほどけます。大きめに切ったねぎは存在感があり、ねぎの甘みとソースの甘みがベストマッチ。まさに、ねぎが主役の焼きめしですね。
具沢山の味噌汁は、驚くほど甘く、野菜の旨味が染み出していることがわかります。味噌汁にはどんな野菜を入れても良い、と教えてくれたのは渡邉先生です。季節ごとに変わる野菜を楽しむのに、味噌汁っていいかも。
「ねぎの白い部分をさきに炒めておくことで、良い具合に火が通るんですね」
「ごはんのだまを切るように手早く炒めるといいですよ。桜えびや調味料はさきに計っておくとスムーズです」
キッチンカウンタースタッフと話していると、ついメモしたくなるコツがいっぱいです。
「2品でこんなに野菜が摂れるなんて思ってもいませんでした。おうちで余った半端な野菜ってなかなか使い道が見つけられなかったので、助かります」
誰かといっしょにごはんをつくると、言い慣れた「いただきます」のひとことがとてもあたたかい言葉に感じられます。同じ空間で料理ができなくても、誰かが誰かの笑顔を思って、つくったレシピを見ながら料理することで、料理を通してひととのつながりを感じることができます。
皆さんもぜひ、おうちで試してみてくださいね。
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