【京都山科】手づくり豆腐にチャレンジ|いっしょにつくろう

【京都山科】手づくり豆腐にチャレンジ|いっしょにつくろう

食のお便り/レシピ

2023/01/14

 おたより「いっしょにつくろう」では、野菜ソムリエの先生考案の旬食材を使った料理の、レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
 
【京都山科】手づくり豆腐にチャレンジ|いっしょにつくろう

 2023年最初の「いっしょにつくろう」は渡邉先生と一緒に「手づくりおぼろ豆腐」をご紹介します。お豆腐は出来上がったものを買うのが当たり前ですが、自分でつくれるんですよね。
 
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 今回は地下1階の食品売場で販売している滋賀県産の「大鶴大豆」を使いました。
 
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 半日ほど水に浸けた大豆はこんな感じ。
 
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 水を加えて攪拌したペーストは白くてすでにお豆腐のようですが、実は匂いは青臭いんです。でも、火にかけることで青臭さが抜け、親しみのある豆乳のほんのり甘い香りに変化していきました。不思議ですね。

 「ポイントは沸騰させないこと。焦げやすいのでつねに混ぜ続けてくださいね。ぽこんぽこんと泡が吹いたら火を止める合図です」
 
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 さらしを敷いたザルで濾せば、豆乳と豆腐づくりのうれしい副産物、おからに。今回のレシピで約300gのおからができました。おからって少しの豆腐からこんなにたくさん出るんですね。
 
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 絞った豆乳は加熱し煮詰めます。二度目の加熱も焦がさないように注意して、10分ほど混ぜ続けましょう。

 「レシピでは10分としていますが、とろみがつくまで水分を飛ばしてくださいね」

 「家庭用の鍋でも10分混ぜ続けるのは意外と大変。お豆腐屋さんの努力が想像できます」とキッチンカウンタースタッフ。

 いつでも簡単に手に入るお豆腐ですが、手づくりしてみると手間ひまのかかることがよくわかります。
 
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 粗熱が取れたらさらしで包み、20~30分重しをのせ水気を切ったら完成です。
 
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 出来上がりを楽しみにさらしを広げると、今回は少しゆるめな豆腐ができました。

 「とっても濃厚です。あとから大豆の甘みがふわっと広がって、でも後口はさっぱり」

 「お醤油を少し垂らすと、さらに大豆の香りが引き立つ気がします」

 こうやって食べると、あの舌で潰せる食感も豆腐のおいしさのひとつなのだと気づきます。

 「手づくりすることで豆腐は大豆からできていることやつくる苦労を少しでも感じてもらえればうれしいです」

 お豆腐づくりは使う大豆の品種やその日の気温、湿度に左右されるとよく聞きますよね。今回は少しゆるめな豆腐になりましたが、ぜひみなさんも渡邉先生のレシピを参考に、豆腐づくりにチャレンジして好みの大豆や自分なりのレシピを見つけてみてください。
 
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 出来立てほやほやのおからは、「スナップえんどうの入ったおからサラダ」を菜の花でアレンジしていただきました。自分でつくれば、豆腐もおからも、大豆を余すことなくいただけますよね。




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