【グランフロント大阪】キャンプ場のわけ|わけ日誌4
2023/07/05
「無印良品を改めて見つめ直そう」
改装中のグランフロント大阪の店舗でスタッフとして働いている“無印さん”は現在お休み中。
この期間に商品やサービスなどの「無印良品の理由(わけ)」を再確認するため『わけ日誌』をまとめることにしました。
夏休みの計画を立てている無印さん。ふとサイトを見ているとこんなものを見つけました。
『無印良品 キャンプ場』
無印さんが今回たどり着いたテーマは“無印良品キャンプ場”のわけです。
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■7月△日
キャンプ場を運営しているのはなんとなく知っていましたが、生活用品を展開する無印良品が何故キャンプ場を営んでいるか。
その理由までは詳しく知りませんでした。
そこで今回、無印良品キャンプ場の運営に携わる、本部社員のSさん・Fさんにオンラインでお話を聞きました。
無印良品は人が生活する上で必要なものを提供しています。
けれども、果たしてそれは衣食住に関わるモノだけで足りるのか?
余暇や遊びの部分が人には必要なのではないだろうか?
その考えから生まれたのが『無印良品キャンプ場』です。
今でこそ世間はキャンプブームですが、無印良品がキャンプ場をスタートしたのは1995年。
新潟県の津南キャンプ場が始まりです。
キャンプ場での“商品”は自然。
過剰な設備を作らず、必要最低限の設備で自然を楽しむ。
それこそが無印良品のキャンプ場の魅力です。
ただ過剰施設がないからといって何もしないわけではなく、自然を最大限に楽しんで頂くための情報発信や、安心安全についての管理にいつも気を使っています。
今ではSNSを通じて、現地の気温や気候、四季折々の魅力なども日々発信しています。
自然をいかに良い状態でキープするか、今が悪いならどうやって改善をするか。
そのヒントは、無印良品のキャンプ場で行っているアウトドア教室にありました。
カヤック体験や、わら草履を作るワークショップなど、講師の先生はほとんが地元の方。参加者の多くは都心部から訪れます。
その場所で様々な体験をしながら生活している地元の人々から伝えてもらった方が身になるだろうとの考えから始まりました。
人は心が通じた時にコミュニケーションの深みが増す。
人を通じて世界を知ることになる。
今の世の中は、行く前・体験する前から他人の評価を聞いて判断してしまう傾向にありますが、実際には地元の人たちと繋がり、地元の人たちとこの自然を守ると言う事を一緒に考えて取り組んでいくことが必要なのです。
キャンプの楽しみ方は人それぞれ。
家族や友人と訪れる方や、一人でゆったり楽しみたい方。
日本には恵まれた四季があり、自然を楽しむキャンプではそれが如実に体験できます。
無印良品で運営している3ヶ所のキャンプ場も魅力はそれぞれ違います。
■津南キャンプ場
標高700mに位置し水が豊富な土地です。そこで生まれる自然がとにかく綺麗な場所です。
冬場は厳しい積雪に見舞われるこの地域ですが、その厳しい環境で育った木々たちの形跡を夏の間も見ることができます。
■南乗鞍キャンプ場
乗鞍岳がまさに絶景。野生動物が多く、クマやカモシカ、高原生物も多くみられます。
そして唯一この南乗鞍キャンプ場には露天風呂が設置されていて、旅の疲れを癒してくれます。
■嬬恋キャンプ場
標高1300mにある嬬恋キャンプ場には、キャベツ畑や広大な草原、湖があり、どこか日本離れしたような景色を体感できます。
耳を澄ませばキジの鳴き声も聞こえてきます。
各々に魅力溢れる土地ですが、訪れた時期が1週間ちがうだけで景色がまるで変わってきます。
晴れの日や曇りの日、天候も大きく影響します。
同じ場所でも、同じ時期でも違った世界を見せてくれる。それが大自然の魅力ではないでしょうか。
そして普段何気なく生活している中では感じることのできない”不足”。
それが、キャンプの醍醐味です。
焚き火一つにおいても、食べられなかったものが食べられる様になり、見えなかったものが見える様になる、寒かったものが暖かくなる。
そういった事を肌に実感できるのが、キャンプなのです。
無印良品キャンプ場は、豊かな自然に触れながら、本当に大切なことをシンプルに気付かせてくれる。そんな場所なのです。
無印良品キャンプ場
Sさん、Fさんからとても素敵な無印良品キャンプ場の魅力を教えてもらいました。
最後に、みなさんは無印良品キャンプ場のロゴマークにはトンボがあしらわれているのを知っていますか?
あのマークは無印良品の創設に大きく関わった、デザイナー・田中一光さんのデザインです。
当時、田中一光さんがキャンプ場を訪れた際にたくさんのトンボが飛んでいたからそのマークができた、との説もあるようですよ。
今でも無印良品のキャンプ場には、時期になるとたくさんのオニヤンマが現れるそうです。
ぜひ行ってみたいものですね。
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9月のリニューアルオープンまでまだもう少し。
無印さんの『わけ日誌』は続きます。
次回もお楽しみに。
■森のキャンプ場-津南キャンプ場-
新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石
6月上旬~11月上旬営業
■高原のキャンプ場-南乗鞍キャンプ場-
岐阜県高山市高根町子ノ原高原
5月下旬~10月中旬営業
■湖畔のキャンプ場-カンパーニャ嬬恋キャンプ場-
群馬県吾妻郡嬬恋村俣バラキ高原
4月下旬~11月上旬営業
無印良品 グランフロント大阪
改装中のグランフロント大阪の店舗でスタッフとして働いている“無印さん”は現在お休み中。
この期間に商品やサービスなどの「無印良品の理由(わけ)」を再確認するため『わけ日誌』をまとめることにしました。
夏休みの計画を立てている無印さん。ふとサイトを見ているとこんなものを見つけました。
『無印良品 キャンプ場』
無印さんが今回たどり着いたテーマは“無印良品キャンプ場”のわけです。
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■7月△日
キャンプ場を運営しているのはなんとなく知っていましたが、生活用品を展開する無印良品が何故キャンプ場を営んでいるか。
その理由までは詳しく知りませんでした。
そこで今回、無印良品キャンプ場の運営に携わる、本部社員のSさん・Fさんにオンラインでお話を聞きました。
無印良品は人が生活する上で必要なものを提供しています。
けれども、果たしてそれは衣食住に関わるモノだけで足りるのか?
余暇や遊びの部分が人には必要なのではないだろうか?
その考えから生まれたのが『無印良品キャンプ場』です。
今でこそ世間はキャンプブームですが、無印良品がキャンプ場をスタートしたのは1995年。
新潟県の津南キャンプ場が始まりです。
キャンプ場での“商品”は自然。
過剰な設備を作らず、必要最低限の設備で自然を楽しむ。
それこそが無印良品のキャンプ場の魅力です。
ただ過剰施設がないからといって何もしないわけではなく、自然を最大限に楽しんで頂くための情報発信や、安心安全についての管理にいつも気を使っています。
今ではSNSを通じて、現地の気温や気候、四季折々の魅力なども日々発信しています。
自然をいかに良い状態でキープするか、今が悪いならどうやって改善をするか。
そのヒントは、無印良品のキャンプ場で行っているアウトドア教室にありました。
カヤック体験や、わら草履を作るワークショップなど、講師の先生はほとんが地元の方。参加者の多くは都心部から訪れます。
その場所で様々な体験をしながら生活している地元の人々から伝えてもらった方が身になるだろうとの考えから始まりました。
人は心が通じた時にコミュニケーションの深みが増す。
人を通じて世界を知ることになる。
今の世の中は、行く前・体験する前から他人の評価を聞いて判断してしまう傾向にありますが、実際には地元の人たちと繋がり、地元の人たちとこの自然を守ると言う事を一緒に考えて取り組んでいくことが必要なのです。
キャンプの楽しみ方は人それぞれ。
家族や友人と訪れる方や、一人でゆったり楽しみたい方。
日本には恵まれた四季があり、自然を楽しむキャンプではそれが如実に体験できます。
無印良品で運営している3ヶ所のキャンプ場も魅力はそれぞれ違います。
標高700mに位置し水が豊富な土地です。そこで生まれる自然がとにかく綺麗な場所です。
冬場は厳しい積雪に見舞われるこの地域ですが、その厳しい環境で育った木々たちの形跡を夏の間も見ることができます。
乗鞍岳がまさに絶景。野生動物が多く、クマやカモシカ、高原生物も多くみられます。
そして唯一この南乗鞍キャンプ場には露天風呂が設置されていて、旅の疲れを癒してくれます。
標高1300mにある嬬恋キャンプ場には、キャベツ畑や広大な草原、湖があり、どこか日本離れしたような景色を体感できます。
耳を澄ませばキジの鳴き声も聞こえてきます。
各々に魅力溢れる土地ですが、訪れた時期が1週間ちがうだけで景色がまるで変わってきます。
晴れの日や曇りの日、天候も大きく影響します。
同じ場所でも、同じ時期でも違った世界を見せてくれる。それが大自然の魅力ではないでしょうか。
そして普段何気なく生活している中では感じることのできない”不足”。
それが、キャンプの醍醐味です。
焚き火一つにおいても、食べられなかったものが食べられる様になり、見えなかったものが見える様になる、寒かったものが暖かくなる。
そういった事を肌に実感できるのが、キャンプなのです。
無印良品キャンプ場は、豊かな自然に触れながら、本当に大切なことをシンプルに気付かせてくれる。そんな場所なのです。
無印良品キャンプ場
Sさん、Fさんからとても素敵な無印良品キャンプ場の魅力を教えてもらいました。
最後に、みなさんは無印良品キャンプ場のロゴマークにはトンボがあしらわれているのを知っていますか?
あのマークは無印良品の創設に大きく関わった、デザイナー・田中一光さんのデザインです。
当時、田中一光さんがキャンプ場を訪れた際にたくさんのトンボが飛んでいたからそのマークができた、との説もあるようですよ。
今でも無印良品のキャンプ場には、時期になるとたくさんのオニヤンマが現れるそうです。
ぜひ行ってみたいものですね。
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9月のリニューアルオープンまでまだもう少し。
無印さんの『わけ日誌』は続きます。
次回もお楽しみに。
■森のキャンプ場-津南キャンプ場-
新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石
6月上旬~11月上旬営業
■高原のキャンプ場-南乗鞍キャンプ場-
岐阜県高山市高根町子ノ原高原
5月下旬~10月中旬営業
■湖畔のキャンプ場-カンパーニャ嬬恋キャンプ場-
群馬県吾妻郡嬬恋村俣バラキ高原
4月下旬~11月上旬営業
無印良品 グランフロント大阪