ホクホクと優しい甘さ関西で愛されるうすいえんどう【吉野農園】

ホクホクと優しい甘さ関西で愛されるうすいえんどう 【吉野農園】

諸国良品

2025/04/01

明治から大正時代に関西地方に伝えられた「うすいえんどう」。ホクホク食感と優しい甘さで、関西では春をつげる野菜として人気で、豆ご飯や卵とじなど家庭料理に使われています。
吉野農園では10年前にうすいえんどうに出会い、そのおいしさに惹かれ400株から栽培を始め、現在は1200株を栽培しています。

うすいえんどうは一般的なグリーンピースに比べ実が大きいのはもちろん皮が薄いのでホクホク食感と甘さがダイレクトに鞘ごと焼くだけの「焼きうすいえんどう」が簡単でおいしくお酒のおつまみとしても愛されています。
「幅広い料理に使えるもの魅力で料理男子の私にとってはたまらなく重宝する食材なんです!」吉野さんは熱く語ります。

11月に植え付けたえんどう豆は収穫が6月。
冬の間に自家製もみ殻たい肥を土づくりに使用してふかふかの土で半年もの間、大切に育てます。いい土で健康に育った株から採れる豆のおいしさは格別です。

記事内画像:001 ホクホクと優しい甘さ関西で愛されるうすいえんどう【吉野農園】

丹波篠山に畑を構える吉野農園は畑で採れたものが循環していくようにうすいえんどうのほか、丹波黒大豆 お米、ペカンナッツの栽培に取り組んでいます。

植え付けから栽培、収穫、梱包まで全て手作業で行われるため大変手間がかかるうすいえんどう。
そのため近年生産者の減少が激しい品目ですが「このおいしさを残したい」一心で、夫婦二人三脚で栽培に取り組んでいます。

記事内画像:002 ホクホクと優しい甘さ関西で愛されるうすいえんどう【吉野農園】

豆のみで冷凍保存が可能なうすいえんどう。
少し入れるだけでも食卓が華やかになりスープや炒め物、サラダに豆ごはんと大活躍します。

2015年に新規就農と同時にうすいえんどうの栽培を開始。
栽培、収穫と全て手作業なこともあり、苦戦することが多いですが、わずか2~3週間と短い収穫シーズンでも毎年多くのお客様に楽しみにしていただいていることが栽培の励みになっています。

記事内画像:003 ホクホクと優しい甘さ関西で愛されるうすいえんどう【吉野農園】

生産者紹介

  • 吉野農園

    生産者名 吉野農園 詳細

    園主の夫は宝塚市出身Iターン、非農家でイチから農園を立ち上げました。今では妻と夫婦2人、アルバイトも雇い農業をしています。
    丹波黒豆はもちろん特産品のうすいえんどう、お米、年間10種以上の野菜を栽培。大手スーパー直売所や卸売会社に納品をはじめはや10年近く。
    地元のかた方にも長く愛されています。

関連商品