農薬に頼らず無茶苦茶に頑張る。健康で安全な「無茶々園」のブラッドオレンジ

農薬に頼らず無茶苦茶に頑張る。健康で安全な「無茶々園」のブラッドオレンジ

諸国良品

2025/01/01

手探りで有機農業を模索した伊予柑の実験園に原点のある「無茶々園」。地域への広がりのなか、共通の栽培指針を定めて無茶々園らしいみかん作りに取り組んできました。
柑橘が実を結ぶのは一年に一度だけ。やむをえず農薬を使用することがあっても、一年に渡る栽培期間の中で最低限に抑えるように取り組んでいます。端麗な見栄えとは引き換えに、安心感と生命力のある産物を作り出していきます。

オレンジの中でも果肉に赤みの差す「ブラッドオレンジ」。旬は早春、2月頃に収穫します。色が赤いだけではなく、イチゴやブドウのような風味が加わり、深みのある味がブラッドオレンジの魅力です。赤みのもとは天然色素アントシアニン。視力の改善や活性酸素の抑制に効果のある機能性成分です。

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ブラッドオレンジの本場は南イタリア。生食用のほかジュースなどの加工品にもよく使われています。温暖な気候・海の近さ・柑橘の名産地と、愛媛・南予地方と南イタリアには共通点が多く、いま宇和島を中心にこのブラッドオレンジを産地化する動きがあり、無茶々園でも数年前から少しずつ植えてきました。

ブラッドオレンジにも品種がたくさんあり、無茶々園ではタロッコという種類が中心です。他のオレンジに比べてサイズは小ぶりですが味が良いのがタロッコ。ブラッドオレンジでも赤みは控えめな品種です。また、赤みが極めて強いモロといった品種も混ざって植えており、赤みの入り具合には果実ごとに違いがあります。

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ブラッドオレンジは、外皮が固いのでナイフでカットしてお召し上がりください。アントシアニンの持つイチゴやブルベリーのような独特の風味を生かすにはジュースを作るのもおすすめです。果肉に赤みがなくともジュースにするとほんのり色づき、他の柑橘ジュースにはない香りと風味を味わうことができますよ。

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 株式会社地域法人無茶々園

    生産者名 株式会社地域法人無茶々園 詳細

    1974年に立ち上げられた「無茶々園」。環境破壊を伴わず、健康で安全な食べ物の生産を通して、真のエコロジカルライフを求める町作りを目指しています。柑橘類を中心に、その加工品に加えて、海産物の加工や野菜の栽培にも着手。最近では、ジュースを搾った後の柑橘の皮を活用したスキンケアコスメの開発・販売も手掛けています。故郷にしっかり根ざしながらも、未来に向かって様々なチャレンジを行っています。

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