家族3世代がつながった、果物を作る仕事 【行本園芸】

家族3世代がつながった、果物を作る仕事 【行本園芸】

諸国良品

2024/11/01

行本園芸は古くからの果物産地である岡山県赤磐市で、ぶどう、桃、梨、柿、を作っています。現在は行本健一さんを中心に、行本さんのお父さんと長女の3世代が一緒に農園を営んでいます。夏から冬まで作目がリレーする、果物農家さんです。

秋10月に収穫。夏のぶどうや梨の出荷が落ち着くころ、山の斜面にはたくさんの柿の実が色づいてきます。毎年12月に出荷する愛宕柿です。300g近くある大きな実で、晴れた日の多い岡山県南の秋の青空に色鮮やかに映えます。

行本さんの柿畑は山の斜面にあって、収穫した柿はトロッコのようなモノレールで運ばれます。30年近く使っている現役のレールに柿の詰まったコンテナが山を下っていく、なんとも穏やかな秋の収穫風景です。

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甘くしっとり、冬に食べるあたご柿。真空パックで長期保存ができます。

あたご柿は収穫したときは渋柿です。10月頃収穫をした後、ドライアイスを使い2週間程の期間、渋を抜きます。すると、あんなに渋かった渋柿が、甘くてしっとりとした柿に変身。適度な水分があり、とてもなめらかな舌触りです。

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あたご柿は2個ずつを真空パックでシールドしているので、長く保存ができます。真空パックの中でも熟成は進み、果肉が次第に柔らかくなり舌触りの良いまろやかな甘みになってきますので、お好みの時期にお召し上がりください。

パックの封を開けてから15分程度置いてからお召し上がりください。空気に触れることで炭酸ガスが抜け、風味がよくなります。
袋から出した柿は時間とともに酸化し表面が黒くなっていきますので、その日のうちにお召し上がりください。

生産者紹介

  • 行本健一(行本園芸)

    生産者名 行本健一(行本園芸) 詳細

    岡山県赤磐市。旧山陽町で古くからの果物産地。行本健一さんは行本園芸の3代目。
    平成13年4月、農業後継者ふれあい市場「稚媛の里」』を開設。桃、ぶどう、梨、柿など、特に果物に強い直売所として、岡山県内でも人気の直売所です。
    果物のリレー栽培による経営安定化を評価され、平成21年度矢野賞」を受賞。

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