無印良品砺波にて、地域で活躍される「人・お店・企業」をご紹介するシリーズ第14弾は「ピッツェリア哲」さんです。
店主の石田さんは料理の道に進まれて20年。
独立を志しレストランでの修行や、パン屋での職人としてピッツァを焼いておられました。
そして専門店でも使われる本格的なピザ窯と出会ったことをきっかけに独立を決意。
新型コロナウイルス感染拡大を受けほぼすべての飲食店が閑散としている状態の中、今のキッチンカーに出会ったそうです。
「イタリアの本格ナポリピッツァをより身近にするために、いろんな場所へ行ってたくさんの人たちに食べてもらいたい。」
という想いから2022年9月3日に移動販売を開業。
廃棄される県産材の木質ペレットを燃料に、500℃以上の高温で焼き上げる本格ナポリピッツァの販売が始まりました。
ペレットとは端材や間伐材を細かく粉砕したものを圧縮して固めた燃料のことで、不要な木材を用いているため非常にエコなエネルギー源となっています。
オーブンやガスでは通常250℃ぐらいまでしか温度が上がらないのに対し、窯は450~500℃近く温度が上昇。
ピザ窯で一枚ずつ丁寧に焼かれますが、高温でサッと焼かれることにより、スピーディーな提供が可能です。
水分の蒸発を限りなく最小限に抑えることができることで、外側はこんがりサクサクと、中身はもっちりとした食感に、そして遠赤外線の熱がバランスよく高温をキープしたまま包み込むことで、うまみやジューシーさを逃さない香ばしいピザが焼きあがります。
ナポリピッツァのおいしさをシンプルに味わう「マルゲリータ」や「マリナーラ」、「バンビーノ」、「クワトロフォルマッジョ」の4種類。
身近な県産食材をできるだけ使用し、季節にあったピッツァを提供できるよう心がけておられます。
上市町では排水性と通気性に優れた土壌に恵まれていること、堆肥を十分に与える自然にやさしい農法を取り入れたことにより、独特の粘り気と甘さがある里芋が栽培されています。
そんな富山県上市町の里芋を使った期間限定メニューも加わります。
スタッフも焼きたてのピザをいただきました。
気持ちの良い青空の下、焼きたてをその場で味わう有意義な時間は格別でした。
直径約24cmと食べ応えあるサイズでしたが、気が付いたらあっという間にひとりで間食してしまっているほどおい
のおいしさでした。
「これからもできるだけたくさんの場所へ行き、たくさんの人たちに本格ナポリピッツァを食べてもらいたい。」
お客様との会話にも優しいお人柄が表れる「ピッツェリア哲」さん。
皆さまも是非一度お立ち寄りください。
<ピッツェリア哲>
https://instagram.com/pizzeria_tetsu/
pizzeriatetsu@gmail.com/
9月1日オープンする無印良品砺波では、地域で愛される方々にご出店いただく「つながる市」を開催していきます。
第1回は9月2日(土)、9月3日(日)の2日間。
「ピッツェリア哲」さんには、9月3日(日)にご出店いただきます。
そしてご出店をいただく9月3日がキッチンカーを始められて、なんとちょうど1周年になります。
大切な記念日にご出店いただけることとてもうれしく思います。
マチとヒト、ヒトとヒトがつながる楽しい市場へ、みなさんも是非足をお運びください。
スタッフ一同お待ちしております。
無印良品砺波