【砺波】マチとヒトがつながる「sino.a Bagelさん」

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2023/08/13

無印良品砺波にて、地域で愛される「人・お店・企業」をご紹介するシリーズ第11弾は「sino.a Bagel」さんです。
 
キッチンカー

sino.a Bagelさんは店舗をオープンされてから2年目の今年6月、「いろんな方に手にとってもらい、ベーグルをパンのようにもっと身近に感じてほしい」という想いから、キッチンカーとしての販売もスタートされました。
単品のベーグルやパンは卵、乳製品は使用せず、アレルギーを持っている方にも喜んでもらえるよう「安心、そして安全であること」を大切に営業されています。
 
単品のベーグル

「sino.a Bagel」を営まれている富山県出身の本元さんご夫婦。
東京にて奥様はベーグル店、旦那さまはレストランで勤務をされ「いつか2人で何か出来たらいいね」と話していた矢先、東日本大震災が起こりました。
電車が止まり、何時間もかけて歩いて帰路についたこと、スーパーへ行っても物が無い状態が続いたこと、そのような経験で自分たちがとても小さく感じたそうです。
2014年には岐阜県中津川に宿泊施設を備えたレストランをオープン。
山の中にあり設備が整うまでの10日間は水も電気もない生活に。
しかし特に不便を感じることはなく、様々な経験を通して自然に感謝する良い経験となったとお話くださいました。
 
ベーグルサンドイッチ

その後、奥様のご実家近くの空き家にて営業を開始。
卵、乳製品は使用しない単品ベーグルやパン、そのほか焼き菓子やベーグルサンドなど様々な商品を販売されています。
 
畑

そんな本元さんご夫婦が作られる商品にはたくさんのこだわりが詰まっています。
中津川から大切にかけ継ぎをされている小麦粉と水で発酵させた自家製の自然酵母、北海道産と富山県産の国産小麦、国産の砂糖と塩、添加物の使用を避けるため材料もなるべく自家製のものを使用しています。
そして地元の方々から情報を聞き旬の食材の選択をメインに、無農薬無化学肥料で野菜作りにも挑戦しておられます。
 
生地

おやつパンや焼き菓子に使用している「酒種」は、地元の種麹店の米麹とお米と水で発酵させた甘酒のような香りが特徴で、こちらも2020年からかけ継ぎを続けられています。
ベーグルやパンに焼き菓子、そして使用するペースト、フィリング等も添加物の使用を避け手作りに、そして商品の幅を広げるためオーガニック輸入食材も取り入れられています。
 
軒先

「腰かけて食べて行かれる方も多いんですよ」という澄んだ風が心地よい軒先にて、たくさんのお話を聞かせていただきました。
皆さんも懐かしくも、とても優しい時間が流れる「sino.a Bagel」さんへ、そして富山県内外へご出店されるキッチンカーにてこだわりの商品を是非一度手にお取りください。
 
キッチンカー1

<sino.a Bagel>
富山県南砺市蓑谷650
0763-23-4154
営業時間 11時~15時(売り切れ次第終了)
営業日 木曜日・土曜日(土曜日はイベント出店のためお休みの場合もあり)
 https://sinoabagel.com

9月1日移転オープンとなる無印良品砺波では、地域で愛される方々にご出店いただく「つながる市」を開催していきます。
第1回は9月2日(土)、9月3日(日)の2日間。
「sino.a Bagel」さんには、9月2日(土)にご出店いただきます。
マチとヒト、ヒトヒトがつながる楽しい市場へ、皆さまも是非足をお運びください。
スタッフ一同お待ちしております。

無印良品砺波