こんにちは。
無印良品 港南台バーズです。
"温暖な気候と湘南からの心地よい海風が通る"というみかん栽培に最適な条件が揃う、みかんの名産地【神奈川県小田原市】。
そんな小田原の地で、持続可能な「食」と「農」の環境を目指し、柑橘を中心に栽培されている【あきさわ園】。
推定樹齢300年ほどのみかんの原木が現存し、今も伝統を引き継ぎながら150年変わらぬ製法でみかんづくりを手掛けています。果物や野菜の旬のおいしさはもちろん『子供たちに安心して食べさせたい』という想いから、できるだけ農薬を使用せず、動植物と共生し自然の仕組みに逆らわない農業を目指している農園です。
果物や野菜の旬のおいしさはもちろん『子供たちに安心して食べさせたい』という想いから、できるだけ農薬を使用せず、動植物と共生し自然の仕組みに逆らわない農業を目指している農園です。あきさわ園に伺ったのは昨年11月、湘南の秋晴れが心地よい季節でした。あたたかく出迎えてくださった秋沢さん親子の笑顔と、おもてなしで頂いたみかんのおいしさに感銘を受けたことを覚えています。
あきさわ園の畑が位置する場所は、山の上。竹林や畑の脇道をしばらく登りきり振り返ると、小田原の豊かな自然が広がっていました。澄んだ海、青い空、いきいきとした山の緑、まだ知らぬ神奈川の自然の素晴らしさに触れることができる光景でした。
小田原の地性はもちろん、山で囲まれ寒風を遮ること、日当たりの良い南向きであること、ミネラルたっぷりの潮風が吹き込んでくること、水はけが良いことなど、あきさわ園には果物や野菜を育てる環境の好条件が揃っています。自然の恵みとともに、秋沢さんの愛情を受けて育つ柑橘たち。中でも、古くから伝わる伝統技法『土蔵熟成』でおいしさを引き出した【蔵熟みかん】はあきさわ園を代表する作物のひとつです。
ひとつひとつ丁寧に収穫したみかんを木箱に移し替え、天然の冷蔵庫である土蔵で貯蔵。3ヶ月間の月日をかけて最適な状態で貯蔵させることで、みかん本来のおいしさを引き出します。手間暇かけて貯蔵するこの工程が、おいしさの秘訣なのだとか。先代が手作りで造られた土蔵を代々受け継ぎ、伝統的な栽培を守り続けてきた秋沢さん。現在では小学生の体験学習や農業大学の実習生の受け入れ、企業の研修など、幅広い活動を通じて想いを繋いでいます。
蔵熟みかんの他にも神奈川だけで生産されている【湘南ゴールド】や、国産では珍しい【キウイフルーツ】など、さまざまな果物を栽培されています。
産地や育てた人がわかるものを食べること、距離が近いこと、それは手に取る側の安心にもつながることです。またそれは、体にとってもうれしく「おいしい」こと、食べた人の健やかさだけでなく、周りの豊かさにもつながります。
これからもそんな循環の輪がみえることを目指して、地産地消の「おいしい」をお届けしていきたいと思います。
食べるひとにおかげさま。
育てるひとにおかげさま。
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