【港南台バーズ】気持ちいいのはなぜだろう|番外編

箒

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2021/11/13


こんにちは。
無印良品 港南台バーズです。

先日、無印良品港南台バーズから車を走らせること約1時間半、神奈川県愛甲郡愛川町中津にある『中津箒(なかつほうき)』に伺わせていただきました。

およそ150年ほど前から箒づくりの技術が伝えられてきた中津地域で、その伝統的な技術をさらに発展させ、現代のさまざまな生活シーンで役に立つ箒(ほうき)づくりをしています。
 
箒



立って床を掃く長い箒だけでなく、卓上をちょっと掃除するのに使い勝手のいい箒、衣服ブラシ、キーボードの間の掃除に便利な小さめサイズの箒など展開の種類は、多様です。
 
箒




原料のホウキモロコシは無農薬で自社生産し、製造工程はすべて職人による手作業です。

職人だからこそ織りなせる巧みな技で、穂先の素材の柔らかさを活かしつつ、一本ずつ丁寧に揃えているので、コシがあり折れにくい逸品が出来上がります。

 

『同じものを作ろうとしても、ひとつひとつ違った表情のものができるので、毎回違う人と対話しているみたい』
 
箒



お話しを伺っていて、自然の素材を相手に、育てているところから手作りしているからこそのとても印象的な言葉でした。
その言葉を聞いたあとに箒を見ていると、一本一本に作り手の想いを感じられるだけでなく、箒そのものの個性がみえてくるような気がしました。


使い込むほどに手に馴染み、畳やフローリングを傷つけることなく、チリやホコリをかき出せるのも魅力のひとつ。静電気も起こりにくい特徴もあります。

また、ゆっくり掃くことでホコリなどを舞い上げにくく、犬や猫の毛、冬に活躍するニット生地の洋服からでるゴミを効率よく集めることができます。




掃く、ほこりを払う。無印良品では、掃除という、文化や文明を超えたごく普通の営みの中に、感じ良い暮らしの本質が潜んでいるのではないかと考えて活動しています。
ものづくりへの真摯な姿勢や育てるひと、使うひとが一体となってつむいでいく感じのよいくらしづくり、『中津箒(なかつほうき)』に込められた想いをぜひ感じていただきたいとワークショップや販売会をお願いさせていただいています。


永く愛着のもてる箒を手に『掃く』ことを通じて、昔ながらの自然な暮らしを感じていただけたらと思いますので、どうぞお楽しみにお待ちください。


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