【春日井】今日のずっといい言葉 MUJI BOOKS

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MUJI BOOKS

2023/09/10

こんにちは、無印良品イーアス春日井です。


本日もイーアス春日井 MUJIBOOKSスタッフが毎日お伝えしている


「今日のずっといい言葉」から、素敵な言葉をお届けしようと思います。

 
【春日井】今日のずっといい言葉 MUJI BOOKS


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忙しくても面倒でもしあわせな人を見ると、はっとする。




『大好きな町に用がある』


角田光代





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本書は、角田光代さんが綴ったトラベルエッセイ。
 
 
短い旅の間にも様々な出会いや気づきがあり、
 
 
発見に満ちているエッセイは読んでいてすごく楽しいです。
 
 
旅の中であった思いがけないことや、
 
 
ひとつ考え方が違えば「嫌な思い出」になってしまうようなことも、
 
 
「気づき」や「思い出」に変えられる感受性がとても素敵だなあ、と思います。
 
 
 
今回のずっといい言葉も、旅の中での気づき。
 
 
忙しかったり、面倒だったり、もちろんそれぞれ事情はあるけれど、
 
 
いつも人にはやさしくありたいものです。
 
 
でも、自分がそういう状況に陥ってしまっているときに、自分自身で気づくことはなかなか難しくて、
 
 
自分と違う人が自分と違うことをしていて、ようやく気づいたりします。
 
 
ぼくもたまにはっとして、「自分は余裕がなくなっていたんだ」なんて気づくときがあります。
 
 
そういう時に限って、「自分は間違っていない」とか、変な自信を持ってしまっていたり。
 
 
まだまだ未熟だなあ、と痛感します。
 
 
 
常にしあわせでいる人って、どんな人なんだろう。
 
 
心に余裕があるって、どんな状態なんだろう。
 
 
そう考えたときに、「これもいいな」と思う気持ちが大事なんじゃないかと思いました。
 
 
「これがいい」「これでいい」じゃなくて「これもいい」。
 
 
固執するんじゃなくて、諦めるんじゃなくて、受け入れる。
 
 
簡単なことのようで、意外と難しいことです。
 
 
そればかり見つめていると、「これがいい」になってしまうし、
 
 
諦めてしまうと「これでいい」になってしまいます。
 
 
精一杯やった上で、自分と違う良いものがあることを認める。
 
 
「人の気持ちを理解する」なんて言うとおこがましいけれど、
 
 
受け入れることは、いつかきっとできるようになるのではないか。
 
 
そして、それによって周りもどんどんしあわせになっていくのではないかと思います。
 
 
嫌なこと、苦しいこともあるけれど、
 
 
なるべく受け入れられるように、しあわせに誰かと接していきたいです。
 






当店で取り扱いのある書籍から MUJIBOOKSスタッフが見つけた、いい言葉を伝えています。



中央広場にて「今日のずっといい言葉」毎日更新しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
 
 
 
 
 
ではまた次のおたよりで。




無印良品イーアス春日井