【春日井】今日のずっといい言葉 MUJI BOOKS

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MUJI BOOKS

2023/06/18

こんにちは、無印良品イーアス春日井です。


本日もイーアス春日井 MUJIBOOKSスタッフが毎日お伝えしている


「今日のずっといい言葉」から、素敵な言葉をお届けしようと思います。

 
【春日井】今日のずっといい言葉 MUJI BOOKS


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What‘s all this running around?
みんなが忙しいのはなぜだろう?
 
 
What is it that everyone is looking for?
みんなが探しているものは何なのか?





『幸せに長生きするための今週のメニュー』


詩 ロビン・ロイド

絵 中川学



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この本を手に取った時、装丁に思わずうっとりしてしまいました。
 
 
ノートのような、細部にこだわって作られた装丁。
 
 
そして、本を開いて中を見てみると、さらにこだわっているつくりに驚きます。
 
 
日本の原風景のような挿絵もあいまって、まるで自分のことを詩にされているようです。
 
 
詩を書いたロビン・ロイドさんは民族楽器の奏者で、現在は神戸を拠点に活動しています。
 
 
もしかしたらこの詩も日本の風景を見て書かれたのかもしれない。
 
 
英語で書かれた詩。日本人じゃない人。そんなふうに区別するのは簡単ですが、
 
 
そんなことどうでもいいくらい、詩を読むと魂でつながっているような感覚があります。
 
 
 
みんなが忙しいのはなぜだろう?探しているものは何なのか?という問い。
 
 
これの答えはもちろん人それぞれだと思います。
 
 
安らぎを探している人もいれば、刺激を求めている人もいて、
 
 
誰かのために忙しくなったり、誰にも頼れなくて忙しくなったり。
 
 
現代では、膨大な量のコンテンツがあって、やれることだって無限にある。
 
 
飽きない世の中になったのはうれしいことでもありますが、
 
 
同時に暇のない世の中になってしまったなあと感じます。
 
 
気づいたら動画やテレビを見たり、SNSをやったりと、
 
 
常に何かをしていないともったいないような感覚になってしまいます。
 
 
そして口にしているのは「忙しい」なんて言葉。
 
 
そういう時こそ、自然に触れると、「すべてはここにあった」なんて感覚が伝わってきます。
 
 
何もなくたって、うまくいかなくたっていい。
 
 
どうか、気負いすぎないで。頑張りすぎないで。きっとだいじょうぶです。
 
 
 
挿絵を描いた中川さんが冒頭でこう綴っています。
 
 
「生きていると次々大変なことがおこって、
目の前のことも見えていない毎日ですが、
世界はやっぱりうつくしい。
そう感じられるお手伝いが、
この詩画集でできたらいいなと思っています。」
 
 
この言葉通りの、美しい詩画集です。
 
 
ぜひ当店に来た際は、お手に取って、中を見てみてくださいね。
 






当店で取り扱いのある書籍から MUJIBOOKSスタッフが見つけた、いい言葉を伝えています。



中央広場にて「今日のずっといい言葉」毎日更新しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
 
 
 
 
 
ではまた次のおたよりで。




無印良品イーアス春日井