こんにちは、無印良品イーアス春日井です。
本日もイーアス春日井 MUJIBOOKSスタッフが毎日お伝えしている
「今日のずっといい言葉」から、素敵な言葉をお届けしようと思います。
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感動すること、琴線に触れることは、魂のメッセージ
『呼吸の本』
谷川俊太郎
加藤俊朗
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本書は、詩人の谷川俊太郎さんが、
呼吸の専門家である加藤俊朗さんに問いかける形をとっています。
私たちは普段の生活で、無意識に呼吸をしているけれど、
毎日絶え間なくしていく「呼吸」というものに意識を向けていくことで、
心身の健康や魂の成長につながる、なんて話も。
ぼくは性格上「本当に?」なんて疑ってかかってしまいますが、
読んでみると「ああ、これは確かにそうかもしれない」なんて話から、
そんなところにまで繋がるの?!と驚いてしまう壮大な話まで。
思わず夢中になって読みふけってしまう一冊です。
今回のずっといい言葉は、この本の特徴をわかりやすく表しているようです。
「魂のメッセージ」なんて言葉に「ちょっと話を広げすぎじゃないか」なんて思うけれど、
それと同時になんだか分かってしまう部分もあるんですよね。
感動したり心が動いたりするときは、だいたいいつも思いもよらないタイミングでやってきます。
「これはすごく感動するんじゃないか」という予想が当たる時もあるけれど、
予想していたことと違うことでつい感動してしまったり。
「魂のメッセージ」なんていうと仰々しいけれど、
何かに導かれていると感じたことは一回や二回で済まないくらい経験しているような気がします。
ぼくは自分でも自覚しているくらい琴線に触れやすいタイプで、
なんでもないようなことでもつい泣いてしまうことがあります。
多くのアーティストが出るライブイベントで、偶然見たバンドが素晴らしくて、涙が溢れて止められなくなってしまったこと。
深夜に読んでいたスポーツ漫画で、主人公たちの白熱した戦いに心が動かされて、心が熱くなって涙が出てきたこと。
こういうことがある度に、自分の心が揺らぎやすいことを自覚して、
「精神が安定していないことが恥ずかしい」なんて思ってしまったりもします。
でも、あれもこれも魂のメッセージ。
感じた方がいいことを感じられることは、きっと幸せなことです。
自分自身とうまく向き合うことは簡単ではないけれど、
せめて自分だけは自分のことを認められるように。
当店で取り扱いのある書籍から MUJIBOOKSスタッフが見つけた、いい言葉を伝えています。
中央広場にて「今日のずっといい言葉」毎日更新しておりますので、ぜひご覧くださいませ。
気圧や天気も不安定で、気温も上がってきて、自分自身もなかなか安定しないような季節。
どうかお体ご自愛下さい。
ではまた次のおたよりで。
無印良品イーアス春日井