【酒田POP-UP STORE】今年も梅干しの保存に使います

こんにちは。無印良品酒田POP-UP STOREの高山です。

先日、といってももう一か月以上前ですが、今年の梅干しが完成したのでようやくソーダガラス密封ビンにつめることができました。 いい風にさらすことができました。
梅干し作りは去年に続き２回目です。ちゃんと保存食になるように塩分濃度は高めで作っています。早速食べ比べてみましたがどちらも酸っぱく、しょっぱい。一粒でご飯２杯は楽にいけます。
市販の梅干しではなかなか感じることのない味わい。そこに懐かしさを感じます。
こどもの頃、祖母が使わなくなった網戸の上いっぱいに漬けていた梅を並べ、「暑いとすぐ網にくっついちゃうから」とこまめにひっくり返していたときの日差しの強さや、一度に半分だけ食べて、次食べるときのために乗せていたお皿の水色とか、中身を食べさせるために種をかなづちで割ってくれたときの音とか色んな景色が思い出されます。
そして、そんな景色とともに大人になって浮かんでくるのは「なんであのときもっとちゃんと手伝わなかったんだろう」という後悔だったりします。干している梅をひっくり返すのもそうですし、畑仕事だったり草取りだったり。興味がなかったり面倒くさかったりしたのですが、なんで手伝わなかったんだろうなぁ。

でも、例えば机の引き出しを開けて中に入ると過去に戻れたとして、その頃の自分に今の自分が会えて「興味なくてもおばあちゃんや家族の手伝いをして色んなことを知っておくと大人になってから絶対楽しいよ」なんていっても絶対言うことを聞かないんだろうなぁとも思います。そんな後悔を感じるのも大人になったがゆえなのかな、なんてことを考えながら作業していたからなのか今写真を見ながらとんでもない間違いに気づきました。 （左のビンは昨年のものの為生産終了となっております）

お気づきでしょうか？右側の今年作った方、「２０２２年」と書いていますね！いやー、びっくり。過去を悔いた反動で気持ちだけ未来に進んでしまったのでしょうか。こどもの頃の自分には「もっとお手伝いしておきな」といいたかったのですが、今の自分には「とりあえず落ち着きましょう」といいたいです。
帰ったらすぐにでも書き直そうと思います。いや、忘れそうな気しかしない…
本当はこの時に使ったマスキングテープが便利だったので紹介したかったのですが、ショックが大きいのでそちらはまたの機会にさせてください。

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