シリーズ第5回の今回はインテリアアドバイザーとしてお客さまをお迎えする大池さんにオープンに向けての思いを聞いてみました。
Q.大池さんがインテリアアドバイザーになったきっかけを教えてください。
自分がこの仕事をしようと思ったのは、いままで来てくださったお客様の笑顔に後押しされたのだと思います。私は新しく出会う人とお話をするのが好きで、お客様ともすぐに打ち解けることが多いです。私を頼って何度もご来店してくださって、幅広い年代の方に懇意にしていただきました。物だけではなく、人を頼って来てくださることがうれしくて、また自分と同じようにお客様にとって頼れる存在となれる仲間を増やしていきたいと思っています。
Q.インテリアアドバイザーになる前はどんなことをしていましたか?
自転車に乗るのが好きで、よく自転車旅行をしていました。ゆっくりと自転車で旅をすると自ずと人のくらしに触れることができます。私の憧れの人に元無印良品スタッフで自転車に乗って世界中を旅している伊藤淳史さんという方がいて、彼は自転車に乗って世界中を旅し、道伝いに人々と出会い、その土地々々の「くらし」を体験しています。自分の場合はインテリアアドバイザーとしてですが、旅をするようにたくさんの人と出会い、まだ知らない様々な方々の「くらし」に触れてみたいと思っています。
Q.お客様からのご相談を受けるときはどんなことを心掛けていますか?
お客様にとって本当に最適な提案は何かをいつも考えています。例えばリビングルームのご相談で、照明やカーテンなどを他社のデザインがご希望でしたら、まずは自分で実物を見に行きますし、わからないことがあればとことん調べます。そのうえで無印良品の家具と合わせて素材や色などトータルで調和がとれるように提案します。日々勉強ですがそれも楽しいですし、お客様にそれが伝わるとやはり嬉しいものですね。
Q.無印良品のアイテムの中では何が好きですか?
自宅で使っているステンレスユニットシェルフです。ユニットシェルフは引っ越しのたびに大きさや用途を変えながら使い続けています。実は、9月に静岡から東京に引っ越してきたのですが、大きく組み換えをしました。以前はテレビ台兼ワードローブとして6連結で使用していましたが、時期的に自宅での作業が増えたこともあり、今回はデスク仕様にしました。パソコンでの作業にぴったりのサイズが気に入っています。私の部屋は1Kの7畳部屋ですが、このデスクだけで十分なワークスペースが確保できています。作業も収納も1面の壁で完結しているので残りの空間にもしっかりとくつろげるスペースができました。リモートワークの人も増えてきていますので、そんな方にもすごくお勧めしたいですね。
Q.東京有明がオープンしたらどんなお店にしたいですか?
安心感とワクワク感の共存したお店にしたいです。赤ちょうちんの下がった居酒屋さんのようにいつもの味があって、公園のベンチのようにみんなが寛げて、旅をするようにいつも新しい発見があったらいいなと思います。何回も足を運んでくださって気軽に声をかけていただけたら何よりも嬉しいです。
無印良品東京有明ではお客様の「役に立つ」ことを目指して様々なご相談にお答えできるよう、準備を進めています。次回の配信もお楽しみにお待ちください。