無印良品 東京有明では『わたしにあう、服』と題し、江東区に暮らす人々の姿とともに、
日常に寄り添う無印良品の服を提案していきます。
江東区平野一丁目にお店を構える
『リカシツ』さんは、
学校や研究室で使われる、理化学ガラスと実験器具を取り扱う専門店。
あの頃と変わらない実験器具の姿は、どの世代の方にとっても懐かしいもの。
そんな試験管やビーカー、フラスコのといったさまざまな実験器具を、
花瓶やグラス、計量カップなど、おうちで使えるインテリアやキッチン用品としても提案されているお店です。
「実験器具は一つひとつの用途が明確。余分な部位がなく、削ぎ落とされたシンプルさがある」と店主の関谷さん。
そう言われて見てみると、たくさん並んでいるビーカーやフラスコも、サイズ違いなだけではなく、わずかにかたちが違うことに気づきます。
そうやって生まれてきた道具が、今ではこうして理科室を飛び出しているのだと思うと、なんだか面白いですよね。
江東区は、昔から職人の方が多く暮らす地域。
とても均一に作られている実験器具も、機械だけではなく、手仕事で作られているものも多くあります。
しかし、学校の数も減り、実験器具を作る職人さんを取り巻く状況は年々きびしくなっているそう。
高齢化も進み、現役の職人さんで80代、若手と呼ばれる方でも60代。技術の継承も難しく、後継者不足は深刻だそうです。
そんな中で、職人さんの仕事を増やしたいという想いからお店を始めたというリカシツさん。
運営会社は、80年以上にわたり学校、研究室に実験器具を卸してきた会社。
またガラス職人さんにガラス素材を卸していることから、販売だけでなくオリジナル商品の開発にも積極的に取り組まれています。
「なるほど。そんな使い方が!」と発想に感心してしまうディスプレイは、お客様との会話の中からアイディアをもらうことも多いのだそう。
なんてことない動作にも、ほんのすこしの非日常感をプラスしてくれる実験器具。
ビーカーなどは耐熱性が高く、レンジでも使用できるなど実用的です。
ぜひ、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回、お二人に着ていただいたもの
■左:両面起毛フランネルカーディガン/サンドベージュ
■右:両面起毛フランネルスタンドカラー長袖シャツ/生成
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リカシツ
東京都江東区平野1丁目9-7
公式サイト
https://rikashitsu.jp/
公式Instagram
https://www.instagram.com/rikashitsu/?hl=ja
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