無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、BOOKS商品の中から、お客様に紹介したい‘今日のずっといい言葉”を選んでいます。
最近雨がよく降るなぁと思っていたら、なんと東海地方は例年より3週間も早く梅雨入りしました。
新しいウィルスの影響で、御在所岳のシロヤシオやシャクナゲの咲き始めも見に行けないうちに、花の季節が終わってしまいそうでちょっと寂しいBOOKS担当です。
みなさんいかがおすごしですか。
新しいウィルスの影響で、遠くにいる家族や、近くに住んでいてもなかなか逢えない人がいたりと、淋しい思いをしている方も多い方も多いと思いますが、本日はこの本をおススメします。
「幸せに気づく世界のことば」
著者: メーガン・C・ヘイズ
絵: イェレナ・ブリクセンコヴァ
訳: 田沢 恭子
今日、黒板に書いた「AJURNAMATーアヤーナマットー」という言葉はイヌイット語です。
訳は、自分の力ではどうにもならない現実を穏やかに受け入れること、だそうです。
イヌイットの人たちは、カナダ北極圏に住み、厳しい気象条件を生き抜いた民族の人々です。
冒険家だった植村直己さんの本の中にしばしば登場してくる人たちなので、知っている人もいるでしょう。
この言葉は、イヌイットの人たちが、『人間は、自然を支配しようとするのではなく、自然界の寒暖や天候の変動を謙虚に敬意をもって受け止める』という民族の長年の生き方から生まれた言葉だそうです。
この本には、どの文化でも、ども言語でも、ふだん忘れがちな当たり前の幸せに気づかされる言葉の数々が紹介されています。
無印良品近鉄四日市にお買い物に来たら、ぜひMUJIBOOKSにも寄ってください。
あなたの今にささる言葉の本に出会えるかも。