無印良品近鉄四日市では、食品レジ前のMUJIBOOKSコーナーにて、BOOKS商品の中からお客様に紹介したい‘今日のずっといい言葉”を選んでいます。
緊急事態宣言が解除したあと、近鉄四日市周辺も少しずつ往来する人が増えてきましたが、みなさまはいかがお過ごしですか。
お片づけもして、大そうじで部屋もきれいにして、留守めしレシピも作って、久しぶりのお菓子作りもがんばって・・・・そろそろなんだか疲れたな、という方におすすめの本を紹介します。
「もしものせかい」
著者: ヨシタケ シンスケ
出版社: ㈱赤ちゃんとママ社
価格: 900円(税抜)
ヨシタケシンスケさんは、「おしっこちょっぴりもれたろう」、「りんごかもしれない」など大人からこどもまで人気のある絵本作家さんです。
いつもヨシタケさんの絵本は、クスっと笑ったり、どんどん妄想が広がったりしますが、この本はちょっと違いました。
ある日、男の子の大切なおもちゃが「もしものせかい」に旅立ってしまいます。
ああ、この男の子は大丈夫かしら・・・と、ちょっと、うるっとしてしまいました。
おもちゃは「『もしものせかい』はきみのなかにちゃんとあるよ。もうひとつのみらいとしてきみといっしょにいる。」と言ってくれます。でもやっぱり朝起きたら、おもちゃはいなくなっていました。
あなたはもう一度、会いたい人はいませんか。
何度読み返しても、感想が違ったり、心に響く箇所が違ったり、
こころの揺れ動きが感じられる絵本でした。
この絵本は、今月のおすすめ本のテーブルにあります。
ぜひお手にとって見てください。