こんにちは。
いつもfrom MUJIをご覧いただきありがとうございます。
みなさんは、無印良品が海外にどれくらいあるかご存じですか。
約1000店舗、世界31の国や地域で展開しています(2020年8月時点)。
日本ではなかなか知ることのできない海外の無印良品の店舗のこと、生活や文化、環境・地域での活動を現地のスタッフからお届けします。
第17回目は、MUJI Taiwanからから2回に渡ってお伝えします。
Part1の今回は「台湾の食文化と国産大豆・黒豆の商品」についてご紹介します。
台湾は熱帯と亜熱帯に位置しており、平原や盆地、山岳などあらゆる地形があり、多種多様な植物群を育み、昔から「フルーツ王国」として知られています。
そして、島の周囲は海に囲まれているため、台湾の人たちはさまざまな飲食文化を受け入れ、世界の文化がここに集結し、台湾は「グルメのパラダイス」と言っても過言ではないでしょう。
MUJI Taiwanは、台湾のみなさんの食生活を支えていくために、そして地元の農家さんに役に立つことを目指して、2020年12月から一部の店舗で「良品市場」の展開を始めました。
現在では台湾国内で9店舗を展開しています(2021年10月時点)。
季節の移り変わりに合わせて、新鮮でおいしい野菜や果物をはじめ、素材の良さを生かした加工食品も販売しています。
2020東京オリンピック組織委員会の審査基準をクリアして選手村へ出荷されたバナナや、砂糖不使用なのにまろやかな甘さを味わえるパイナップルとマンゴのドライフルーツなど、お客さまから好評をいただいております。
台湾人の主食は日本と同じくお米なので、お米づくりの知識や技術も定着しています。
ここ数年間、国内食糧自給率を上げていくために、そしてコロナの影響で食料輸入コスト上昇の対応策として、政府が農家さんに雑穀類や大豆などの栽培をすすめています。
農家さんだけでなく、農機具業者さんも日本からさまざまな機械を導入し、各分野のみなさんがより良い食生活を消費者の手に届くように励んでいます。
もちろん、MUJI台湾もその中にいます。
一日三食を通して、お客様とのつながりを築きたいという思いを持って、まずは一日の元気の源になる朝食から始めてみました。
台湾の定番朝食は豆乳だということをご存知ですか。
産地から食卓までの距離を縮めるために、大豆や黒豆の栽培技術を習得する農家さんを支えるために、台湾産大豆でつくられた豆乳を販売し始めました。
きっかけは、今年10月新北市永和(ヨンホー)区にあるBeyond店のリニューアルオープンでした。
新北市永和区は長らく、国内外に名を馳せる永和豆漿(ヨンホートウジャン:豆乳のスープのようなもの)の名産地であって、濃厚で栄養満点な豆乳だけではなく、大豆の甘みを満喫できる豆腐や、昔ながらの製法でつくられ毎日の食卓に欠かせない手づくり黒豆醤油と黒豆味噌、香ばしくてサクサクな食感を楽しめる手焼き豆せんべいなど、豊富な品揃えを取り揃えています。
これから台湾を訪れる機会があれば、台湾ならではの食文化を体験してみてください。
店舗まで足を運んでいただき、地元から取り入れた新鮮な農産品や加工食品をご覧になっていただければと思います。
次回は台湾の人々の普段の食生活をご紹介します。お楽しみに。
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