【銀座】「世界の無印良品」の紹介 | MUJI Italia 人と人・地域とのつながりと環境への取り組み
2021/10/26
こんにちは。
いつもfrom MUJIをご覧いただきありがとうございます。
みなさんは、無印良品が海外にどれくらいあるかご存じですか。
約1000店舗、世界31の国や地域で展開しています(2020年8月時点)。
日本ではなかなか知ることのできない海外の無印良品の店舗のこと、生活や文化、環境・地域での活動を現地のスタッフからお届けします。
第17回目の今回は、MUJI Italiaから、地域とのつながりと環境への取り組みについてご紹介します。
MUJI CORSO BUENOS AIRESは、イタリアにおける無印良品の1号店として2004年12月にオープンしました。
イタリアで最も有名で長いショッピングストリートのひとつであるミラノのコルソ・ブエノス・アイレスにあります。
ミラノは人口約140万人、それに加えて、通勤通学者が毎日行き交う、常に進化するアクティブな都市です。
『ミラノの食と地域とのつながり』
2015年にミラノで開催された『地球に食料を、生命にエネルギーを』をテーマに行われたミラノ国際博覧会 (EXPO 2015 MILANO) 以降、食に特化した活動が飛躍的に増え、現在では家族経営の小さなイタリアンレストランと新しいイベント会場が共存するようになりました。
ミラノは食、文化、ファッション、デザインを兼ね備えた都市ですが、新型コロナウイルスの影響によるロックダウン中は街が空っぽになってしまい、誰もが今までとは違う時間の過ごし方や家族との関係を経験するようになっていました。
家で美味しい料理を食べたり、子供と遊んだり、静かに本を読んだりして過ごす。
以前のような生活とは違いますが、だんだんと日常を取り戻すことができつつある今、イタリアの人々は日々の小さな喜びを感じながら暮らしています。
しかし最近では、人々は以前のように人と人がつながっている生活に戻りたいと感じる人も多いようで、公園が混雑し、屋外で友達に会ったり、新しいきっかけを見つけたりしようとする人が多く見受けられます。
人と人とのつながりを取り戻したいという願いがあるようです。
イタリアでは、1年以上前から、コロナ禍の距離規定に反する活動はすべて制限されていました。
最近、規定が緩和され「誰かに会いたい」「知り合いたい」「つながりたい」という人びとの思いに応え、MUJIの店舗でワークショップやコミュニティ・マーケット、試食会などを再開することができるようになりました。
昨年は、すべての企業が長期にわたる店舗の閉鎖に悩まされました。
そのため、私たちはこのようなイベントを通じて、いくつかの小規模事業者を支援し、お客様に知ってもらうことにしました。
中小企業への真の支援とはこのようなことでないかと思っています。
コミュニティ・マーケットやワークショップは、新しいことを学ぶ機会であるだけでなく、地域に住むさまざまな人々との出会い、新しい友人を見つける貴重な瞬間でもあります。
ローカル・フード部門では、地元の小さな農家やワインの生産者とお客様を結びつける活動をしています。
このスペースは現在、生産者から高品質の食品を直接購入できる小さな販売所となっています。
生産者の方々には時折店頭に立っていただき、食品の歴史や生い立ちを話し、コミュニケーションを取りながら、お客様に最高の食品を味わってもらっています。
さらに、“OASI DYNAMO CAMP”のような非常に重要なプロジェクトを知る、またとないチャンスでもあります。
“OASI DYNAMO CAMP”とは、社会的な目的を持った会社で、Oasi Dynamo周辺の地域で生産された品質の良い食品を通じて、地域の生物多様性の保護と地域の保護を主な目的としている企業です。
『MUJI Italia 給水機の導入』
ミラノに住む人々の生活基盤は全てメインのショッピングストリートにあり、このエリアでは、有名なファッションブランドや小売店だけでなく、レストラン、書店、スーパーマーケット、オフィスなどもあります。
これらのエリアは地元の人だけでなく、観光客にも非常に人気があり、特に週末には多くの家族連れが歩道を歩き、レストランでランチを楽しむ姿が見られます。
イタリアでは、特に暑い夏の日中には、冷えた飲み物を簡単に購入できますが、販売されている飲み物のほとんどはプラスチックを使用しています。
カフェやレストランで販売されている飲み物もほとんどはプラスチック素材のボトルが使われています。
しかし、地球温暖化が叫ばれる今、プラスチックの使用を極力減らす必要があります。
まずは人々にそれを認識してもらうことが大切だと考え、MUJI Italiaの1店舗コルソ・ブエノスアイレス店では、誰でも無料で使える給水機を導入しました。
水筒を持っていれば、常温のお水とスパークリングウォーター、冷たいお水とスパークリングウォーターが入れられます。
これは、イタリアの各都市の公園に設置されている水飲み場のように使用することができます。
『Too Good To Go プロジェクト』
ロックダウン解除後に営業を再開すると、さまざまな店舗で賞味期限切れのために廃棄された食品が大量にあることがわかりました。
多くの商品が廃棄されてしまう光景は本当に悲しいものでした。
そこで、MUJI Italiaでは「Too Good To Go」という新しいプロジェクトに参加しました。
賞味期限切れの食品を非常に安い価格で購入できるアプリケーションで、食品の無駄を防ぐことができます。
確立されたシステムのおかげで、これらの商品のコストを部分的に削減でき、何よりも貴重なものを無駄にしないで済むようになりました。
このサービスは現在、イタリアの無印良品全店舗で実施していて、いつも来店いただくお客様にも、偶然立ち寄っていただいたお客様にも大変喜ばれています。
いかがでしたか。
今までのような生活に戻ることは、まだまだ時間がかかることかもしれませんが、できることからはじめる取り組みで、新しい生活スタイルが生まれてくるかもしれません。
歴史のある美しい街並み、美味しい食、ファッションやデザインなど、さまざまな文化があふれるイタリア。
自由に旅ができるようになったら、ぜひイタリアにいらしてください。
その際はMUJI Italiaの店舗にもお立ち寄りくださいね。
MUJI Italia 公式Instagramでも今後の取り組みを紹介していきますので、フォローしていただき、最新の情報をお楽しみください。
無印良品 銀座 公式Instagram
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無印良品 銀座
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みなさんは、無印良品が海外にどれくらいあるかご存じですか。
約1000店舗、世界31の国や地域で展開しています(2020年8月時点)。
日本ではなかなか知ることのできない海外の無印良品の店舗のこと、生活や文化、環境・地域での活動を現地のスタッフからお届けします。
第17回目の今回は、MUJI Italiaから、地域とのつながりと環境への取り組みについてご紹介します。
MUJI CORSO BUENOS AIRESは、イタリアにおける無印良品の1号店として2004年12月にオープンしました。
イタリアで最も有名で長いショッピングストリートのひとつであるミラノのコルソ・ブエノス・アイレスにあります。
ミラノは人口約140万人、それに加えて、通勤通学者が毎日行き交う、常に進化するアクティブな都市です。
『ミラノの食と地域とのつながり』
2015年にミラノで開催された『地球に食料を、生命にエネルギーを』をテーマに行われたミラノ国際博覧会 (EXPO 2015 MILANO) 以降、食に特化した活動が飛躍的に増え、現在では家族経営の小さなイタリアンレストランと新しいイベント会場が共存するようになりました。
ミラノは食、文化、ファッション、デザインを兼ね備えた都市ですが、新型コロナウイルスの影響によるロックダウン中は街が空っぽになってしまい、誰もが今までとは違う時間の過ごし方や家族との関係を経験するようになっていました。
家で美味しい料理を食べたり、子供と遊んだり、静かに本を読んだりして過ごす。
以前のような生活とは違いますが、だんだんと日常を取り戻すことができつつある今、イタリアの人々は日々の小さな喜びを感じながら暮らしています。
しかし最近では、人々は以前のように人と人がつながっている生活に戻りたいと感じる人も多いようで、公園が混雑し、屋外で友達に会ったり、新しいきっかけを見つけたりしようとする人が多く見受けられます。
人と人とのつながりを取り戻したいという願いがあるようです。
イタリアでは、1年以上前から、コロナ禍の距離規定に反する活動はすべて制限されていました。
最近、規定が緩和され「誰かに会いたい」「知り合いたい」「つながりたい」という人びとの思いに応え、MUJIの店舗でワークショップやコミュニティ・マーケット、試食会などを再開することができるようになりました。
昨年は、すべての企業が長期にわたる店舗の閉鎖に悩まされました。
そのため、私たちはこのようなイベントを通じて、いくつかの小規模事業者を支援し、お客様に知ってもらうことにしました。
中小企業への真の支援とはこのようなことでないかと思っています。
コミュニティ・マーケットやワークショップは、新しいことを学ぶ機会であるだけでなく、地域に住むさまざまな人々との出会い、新しい友人を見つける貴重な瞬間でもあります。
ローカル・フード部門では、地元の小さな農家やワインの生産者とお客様を結びつける活動をしています。
このスペースは現在、生産者から高品質の食品を直接購入できる小さな販売所となっています。
生産者の方々には時折店頭に立っていただき、食品の歴史や生い立ちを話し、コミュニケーションを取りながら、お客様に最高の食品を味わってもらっています。
さらに、“OASI DYNAMO CAMP”のような非常に重要なプロジェクトを知る、またとないチャンスでもあります。
“OASI DYNAMO CAMP”とは、社会的な目的を持った会社で、Oasi Dynamo周辺の地域で生産された品質の良い食品を通じて、地域の生物多様性の保護と地域の保護を主な目的としている企業です。
『MUJI Italia 給水機の導入』
ミラノに住む人々の生活基盤は全てメインのショッピングストリートにあり、このエリアでは、有名なファッションブランドや小売店だけでなく、レストラン、書店、スーパーマーケット、オフィスなどもあります。
これらのエリアは地元の人だけでなく、観光客にも非常に人気があり、特に週末には多くの家族連れが歩道を歩き、レストランでランチを楽しむ姿が見られます。
イタリアでは、特に暑い夏の日中には、冷えた飲み物を簡単に購入できますが、販売されている飲み物のほとんどはプラスチックを使用しています。
カフェやレストランで販売されている飲み物もほとんどはプラスチック素材のボトルが使われています。
しかし、地球温暖化が叫ばれる今、プラスチックの使用を極力減らす必要があります。
まずは人々にそれを認識してもらうことが大切だと考え、MUJI Italiaの1店舗コルソ・ブエノスアイレス店では、誰でも無料で使える給水機を導入しました。
水筒を持っていれば、常温のお水とスパークリングウォーター、冷たいお水とスパークリングウォーターが入れられます。
これは、イタリアの各都市の公園に設置されている水飲み場のように使用することができます。
『Too Good To Go プロジェクト』
ロックダウン解除後に営業を再開すると、さまざまな店舗で賞味期限切れのために廃棄された食品が大量にあることがわかりました。
多くの商品が廃棄されてしまう光景は本当に悲しいものでした。
そこで、MUJI Italiaでは「Too Good To Go」という新しいプロジェクトに参加しました。
賞味期限切れの食品を非常に安い価格で購入できるアプリケーションで、食品の無駄を防ぐことができます。
確立されたシステムのおかげで、これらの商品のコストを部分的に削減でき、何よりも貴重なものを無駄にしないで済むようになりました。
このサービスは現在、イタリアの無印良品全店舗で実施していて、いつも来店いただくお客様にも、偶然立ち寄っていただいたお客様にも大変喜ばれています。
いかがでしたか。
今までのような生活に戻ることは、まだまだ時間がかかることかもしれませんが、できることからはじめる取り組みで、新しい生活スタイルが生まれてくるかもしれません。
歴史のある美しい街並み、美味しい食、ファッションやデザインなど、さまざまな文化があふれるイタリア。
自由に旅ができるようになったら、ぜひイタリアにいらしてください。
その際はMUJI Italiaの店舗にもお立ち寄りくださいね。
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