【銀座】「世界の無印良品」の紹介 | MUJI UK「コミュニティ・マーケット」

【銀座】「世界の無印良品」の紹介 | MUJI UK  「コミュニティ・マーケット」

イベント・地域情報/地域情報

2021/09/28

こんにちは。
いつもfrom MUJIをご覧いただきありがとうございます。
 
みなさんは、無印良品が海外にどれくらいあるかご存じですか。
約1000店舗、世界31の国や地域で展開しています(2020年8月時点)。
日本ではなかなか知ることのできない海外の無印良品の店舗のこと、生活や文化、環境・地域での活動を現地のスタッフからお届けします。


第16回目の今回は、MUJI  UKから店舗で開催されている「コミュニティ・マーケット」についてご紹介します。


『MUJI UKのコミュニティ・マーケット』
2020年、MUJI UKでは地元の生産者や店舗・アーティストがMUJIの店舗にて商品を販売する「コミュニティ・マーケット」を開始しました。
このスペースは無料で開放していて、売り上げはすべて出店者の方々の収益になります。
地元の方と一体になった地域に根差す活動です。無印良品だけではなく、地元のコミュニティ・出店者の方々を支援し続けてくれているお客様、いつも本当にありがとうございます。

 
今回は、出店していただいたアーティストや企業の方々を紹介します。


『モトコ マクナルティさん - Happy Sky Bakery』
 
【銀座】「世界の無印良品」の紹介 | MUJI UK 「コミュニティ・マーケット」
 
モトコさんがパン職人になるきっかけをくれたのはご両親。
ご両親はいつもパンを一からつくっていました。
そんなご両親を見ているうちに自分の仕事でもそれを続けたいと思い、「天然素材を使った、保存料・人工化学物質を使わないパン」を焼いているそうです。
 
数々の賞を受賞しているパン職人のモトコさんは、地元の最高級の食材を使い、伝統的な手作りの技術を用いて、本物の味を持つ日本のパンやペストリーをつくっています。
Happy Sky Bakeryでは、地元エセックスのベントン家で栽培され、ロンドンで製粉された「ロンドン・グラウンド・ストロング・オールパーパス・ホワイト・ブレッド・フラワー」を使用しています。

HP:https://www.happyskylondon.com/
Instagram:https://www.instagram.com/happyskybakery/



『カイリー・シボーンさん Kylie Siobhan』
 
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カイリーさんは、染料のもとになる植物から色をつくり出す天然染色家です。
さらに、生地の織り方や染色方法、プリントの柄、デザイン、加工を企画・設計する専門職のテキスタイルデザイナーでもあります。
天然染め付けとは、根、樹皮、葉、食品廃棄物、廃棄になってしまうお花など、さまざまな植物や染料から天然の色素を抽出する方法のことです。
カイリーさんの方法では、束ね染めと呼ばれる水を節約する技術を使って布を手で染めたり、日本の伝統手法でもある絞りで模様を作ったりします。
カイリーさんは持続可能性をとても大切にしていて、天然資源を再利用した小さな規模の染料生産を選んでいます。

HP:https://www.kyliesiobhan.co.uk/
Instagram:https://www.instagram.com/kyliesiobhanstudio/


『エミリア&アリシア - フロックスフラワーズ』
 
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次は、「私たちは一生の友なのよ。」と話す、エミリアさんとアリシアさんを紹介します。
2人は1994年にサウスバンクの小さなショップスペースでPhlox Flowersを始めました。
地元の生産者から花を調達し、できるだけ英国産のものを使用して、地元地域や企業のために、美しく、ユニークで、心のこもった花をつくっています。

また、ロンドンの有名な施設からインスピレーションを受け、その施設のためにフラワーデザインを制作するという素晴らしい活動もしていました。

しかし新型コロナウィルスの影響で、ショップを移転するという苦渋の決断をし、地元の方々と離れることになってしまいました。
2020年9月、Phlox Flowersはオンラインで再開することができ、サウスバンク沿いのご近所の方々や友人たちとの強い絆が戻ってきました。
アリシアさんとエミリアさんは、街に、そして地元のお客様に何かできないかと、自転車でロンドン中を走り回り、花を届けています。
その自転車で走る姿をよく見かけられ、街のちょっとした名物になっています。

HP:https://www.phloxflowers.com/
Instagram:https://www.instagram.com/phloxflowers/


『ロブ・ジョーンズ - ロモア・デザインズ』
 
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ロブ・ジョーンズさんは、絞りのテキスタイルデザイナーであり、天然素材を使う染色家でもあります。
ロブさんは、インディゴや天然の染料を使って日本のテキスタイルクラフトに熱中し、ステンシルという技法の型紙染め、刺し子の刺繍、しぼり、古着の再生などを手がけています。
彼の作品の核となっているのは、色とパターンへの愛情で、それが彼の色彩豊かで複雑な作品に表れています。

ロブさんは自分のスタジオでワークショップを開催したり、オンラインで基本の染め方の指導を行ったりしています。
ロブさんは「ボロ」というワークショップを開催しています。この「ボロ」は、日本語の「ぼろぼろ」からインスパイアされていて、端切れの縫い合わせを教えるクラスになっています。
昔はキルトや洋服は、ありあわせの布をつなぎ合わせてつくられていました。
つまり、美しい手織りのかすれと、藍染めの古布の端切れを縫い合わせていたのです。
ボロの歴史と起源、廃材を使った衣服の修理方法、刺し子の縫い方、テキスタイルを強化・補強する方法などを教えています。

HP:https://www.romordesigns.com/
Instagram:https://www.instagram.com/romordesigns/


『店内イベント|スリッパ修理プロジェクト:修理して長持ちさせる』
 
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無印良品の商品は日常の生活に溶け込むものです。
人気商品のひとつである「スリッパ」は、使いやすさと最高の快適さを追求しています。
もちろん、長く使えるようにつくられていますが、毎日使っていると消耗してしまいます。
MUJI UKは、モノを長く使うことに着目し、ロンドン在住のテキスタイルアーティスト、セリア・ピム氏とのコラボレーションと、傷んだスリッパを長持ちさせる方法を探し出しました。
セリアさんには、2足のスリッパを繕っていただき、また、現在7年以上愛用しているご自身の無印良品のスリッパの話もしていただきました。
修理されたスリッパと修理中の画像は、無印良品のカーナビーストリート店に展示されました。
こういった活動が、無印良品だけでなく、世界各地で行われると感じいいですね。

HP:https://celiapym.com/
Instagram:https://www.instagram.com/celiapym/


MUJI UKでは今後も地域に根差した店舗づくりを行っていきます。
イギリスにお越しの際は、ぜひお店にお立ち寄りください。
MUJI UK 公式Instagramでも今後の取り組みを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
銀座のInstagramでもこちらのお店の情報を公開しますので、ご期待ください。


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