【銀座】銀座(ひと)めぐり|銀座むさしや足袋店

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2020/12/12

こんにちは。
いつもfrom MUJIをご覧いただきありがとうございます。

無印良品 銀座では『銀座(ひと)めぐり』と題して、
銀座の街をめぐって出会ったひと・もの・場所を紹介していきます。


今回は、「銀座むさしや足袋店」を紹介します。
1874年(明治7年)創業の、熟練の職人さんがつくる足袋の専門店です。
 
足型を取って御誂えもできますが、既製品の品揃えのサイズの種類が豊富で14㎝から32㎝まで揃っています。
需要の多いサイズは3㎜単位で刻まれています(通常は5㎜展開、26㎝以上のサイズは1㎝刻み)。
足の幅のサイズも選ぶことができ、さまざまな足の大きさに対応しています。
 
【銀座】銀座(ひと)めぐり|銀座むさしや足袋店


足袋に使用する生地は国内で生産している会社が少なく、表の生地に使っている綿キャラコは関西から、裏底に使っている生地は、機械を使わず昔ながらの方法でつくっているものを和歌山から取り寄せているそうです。


足袋を止める”こはぜ”。
その”こはぜ”をかける掛け糸は、職人さんが太さの違う3本の糸を縒って手作業でつくっています。
 
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”こはぜ”には、自分の印を刻印することもできます。
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地下には既製品の足袋の鉄の型が並び、これらの足型を使い生地を裁断していきます。
先代から続くこの型は、お店にとってとても大事なものとなっています。
 
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足袋を縫うのは、戦前から使っているシンガーミシンで一つ一つ丁寧に縫っていきます。
 
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127年の歴史の中には、現在も歌舞伎役者の方々や、過去には川端康成や吉田茂などの著名人もたくさんいるそうです。
実際の御誂え帳を見せていただきました。
 
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いつも履いている靴のサイズをお店の方に伝え、実際に足袋を試着させてもらいました。
 
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履いた時に、少しシワがあるように見えますね。
 
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次に、お店の方に選んでもらったサイズを試してみました。
先程のものに比べてシワもなく、すっきりと見えて、履き心地もぴったりです。
 
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職人さんのこだわりが詰まった、手づくりの足袋。
むさしやの足袋は、どんな足の形でも細くシャープ見えるのが特徴です。
購入後、何年経っても掛糸のお直しをすることができるので、長く大切に履くことができます。

白い足袋だけでなく、色付きの足袋も販売しています。
また、生地を持ち込んで足袋をつくることもできるそうです。
気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
 
【銀座】銀座(ひと)めぐり|銀座むさしや足袋店


■基本情報
店名:銀座むさしや足袋店
住所:東京都中央区銀座2-13-12
電話番号:03-3541-7718
     03-3541-7446
営業時間:8:00~16:00
定休日:日曜日・祝日
ホームページ


今後も銀座の街をめぐって出会ったひと・もの・場所を紹介していきます。
次回もお楽しみに。


無印良品 銀座


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