例年に比べ収穫時期が少し早い梅ですが、今年は、筍と同様に裏作(不作)に当たっているのと、昨年の台風の影響のため、収穫量の少ない状況にあります。
とはいえ、季節を教えてくれる旬の青い実。梅コーナーがぎゅうぎゅう詰めになる時もあり、特有の甘い香りに包まれています。
梅の隣に「赤ジソ」が顔を出しました。昨年よりも10日ほど早いお出ましにちょっと驚いています。
昔から日本人の食卓に欠かせない梅干は、年代を問わず食べられていますが、「赤ジソ」は梅干作りには欠かせない食材です。
これからの時季、里山の家々では梅干の仕込みが始まります。梅の実を木から収穫する様子や大きな樽に仕込む様子をあちらこちらで見ることができます。
また、だんだんと熟成していく香りも感じられたりもするでしょう。
さあ、梅干作りの準備が整いましたよ。
「赤ジソ」の紫色の色素はアントシアニンで、とくにこれからの暑い日々を生きる私たちのからだも支えてくれます。
古代からいろいろな効能があるとされ、薬として利用されていた「赤ジソ」。
こんな話が伝えられています。
大昔の中国でのこと。重い食中毒にかかって命を落としかけた若者がいました。そのときに紫色の葉っぱを煎じて飲ませたところ、その若者はたちまち回復しました。この葉っぱが「赤ジソ」だったのです。
その「紫色の葉っぱで蘇った」ということから、その時よりこの薬草を「紫蘇」と呼ぶようになったといわれています。
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