お店に濃い緑色の「おかひじき」が顔を出しました。
もともとは海岸の砂地に自生するアカザ科の野草で、形が海草のひじきに似ていることから「おかひじき」と名前が付いたといわれています。
見た目はまさに陸の海草ですね。
東北地方では古くから食べていたようですが、江戸時代初期、庄内地方の浜で採れた「おかひじき」の種が当時の主要交通路であった最上川を船で上り、船着き場のあった砂塚村(現 山形県南陽市梨郷)に植えられ、栽培が始まったといわれています。このことから、山形県南陽市が発祥の地とも言われており、「おかひじき」は山形県の伝統野菜とされています。
現在では全国的に栽培され、秋から春にかけて収穫されます。また、ハウス栽培もふえており、年間を通じて食べられるようになってきました。
シャキシャキした食感が魅力の「おかひじき」は、クセが少なく食べやすいのがうれしい食材です。
1分ほど軽く塩ゆですると「おかひじき」は鮮やかな緑色になり、おひたしや和え物、サラダなどにするのがおすすめです。
また、煮物や炒め物、スープや味噌汁などにする際は下茹では不要ですが、食感をいかすために、加熱時間を少なめにすると良いでしょう。
ぜひ、いろいろなメニューに利用してみてください。
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