春を知らせる食材「タケノコ」が里山から届きました。
漢字で「竹の子」と表されるように竹の若い芽の部分を指し、やわらかく新鮮なうちに食べますが、成長が早いので収穫時期をのがしてしまうと、あっという間に大きく硬くなってしまいます。また、「筍」と表されるほど季節を感じさせますが、じつは、旬(約十日)のうちに竹になるくらい成長が早いので“竹かんむりに旬”という文字になったとも言われています。
いろいろな種類があるタケノコですが、今出ているのは「孟宗竹(モウソウチク)」という種類で、この後「淡竹(ハチク)」「真竹(マダケ)」と初夏まで続くタケノコリレーのスタートランナーです。
地域によって違いはありますが、みんなみの里がある長狭平野周辺の孟宗竹は3月から4月が旬です。
孟宗竹の特長は、太めでずっしりとしており、肉質は白くてやわらかく、えぐみも少なく香りも良いので、独特の旨味があります。
煮物や炊き込みごはん、味噌汁やお吸い物などのほか、てんぷらや炒め物など、いろいろなお料理につかえますので、今だけ味わえる旬の風味を楽しんでください。
まだまだ出始めたばかりで数も少ない状況ですが、台風の影響やイノシシ等の獣害をすり抜けてきた幸運のタケノコです。お店で見つけたならば、きっと運命の出会いだと思いますので、ぜひご賞味ください。
〈孟宗竹の下処理〉
鍋にタケノコを並べ、米ぬか(または米のとぎ汁)と鷹の爪を入れ、熱湯で40分から50分ほど茹で、そのまま一晩置く。
〈孟宗竹の保存方法〉
・下処理の後、鍋に入れたまま冷暗所に置き、調理する際に取り出して米ぬかを洗い流す。
・米ぬかを洗い流して袋に入れ、冷蔵庫にて保存する。
どちらも一週間ほど保存できますが、早めに調理してください。
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