今日は「ツヅラフジ」という植物の蔓を乾燥させて作った籠や壁掛けなど、いろいろな工芸品が出てきました。
むかし葛籠(つづらかご)を作る材料にしていたことから名前がついたツヅラフジですが、この蔓は生長すると 1cm 以上の太さになり「切り出す際にとても手間がかかるものだ」と生産者さんが話していました。
その、やっと切り出した長い蔓は乾燥をさせ、工芸品によっては皮を剥いて、いろいろな形に編み上げていきます。
生産者さんはベテランなので、大きいものでも3時間ほどあれば出来上がるとのことですが、力とコツも必要なので、まさにその技術は職人技です。
小さなものから大きなものまで、手作りのぬくもりが伝わるこれらの工芸品は、訪れる方々の注目を浴びており、お土産としてお求めになられる方もいます。
ちなみに、漢字では「葛藤」と書く「ツヅラフジ」ですが、絡み合った蔓を解いて一本ずつにしてから切り出す作業はとても悩ましい仕事で、この蔓の様子に例えて「かっとう」という言葉が生まれたそうです。
ぜひ一度、お手に取ってみてください。
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