温州みかんをはじめとして柚子やレモンなど、いろいろな柑橘類が顔をそろえてきましたが、その中で師走ならではの人気者が「ダイダイ」です。
漢字では「橙」と表しますが、「登」という文字には「上へ上へと向かって祭器(祭事や仏事に使う器)を上げていく」という意味があるそうで、つまり「この木は代々果実を伝えていく」という意味になります。
事実この植物は、冬にだいだい色に実った果実が木に付いたまま落ちず、暖かくなるとその果実が青くなり、また冬になると再びだいだい色になるという、不思議な木です。
このように、次々に果実を実らせ、何代もの果実が一緒に同じ木に存在するということで、長寿や家庭の繁栄を表す縁起の良いものとして、お正月飾り や鏡餅などにつかわれます。
食べ方としては、ダイダイは酸味が強く少々のえぐみもあるので、果汁はポン酢やジュースに、皮はマーマレードやピールにしたりと、加工品にするのがおすすめです。
また、柚子の代わりにお風呂に入れると、ダイダイの強い香りが浴室に充満して癒しの効果もあります。
お飾り用にしても食用にしても、ダイダイの縁起と癒しを上手にいただきましょう。
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