冬の八朔、春の甘夏、春から初夏の夏みかん、そして秋冬の温州みかんと、柑橘類のリレーが続く鴨川ですが、その中でレモンや柚子など、他の柑橘類も量は限られていますが顔を出しています。
その中でも、皆さんは「獅子柚子(ししゆず)」というものを知っていますか。
夏みかんのように大きく表面にデコボコがあるので、その見た目から獅子柚子、または鬼柚子と呼ばれています。
また、柚子と名前に付いていますが、じつはブンタンという柑橘類の仲間で柚子ではありません。
デコボコとした皮と果肉の間には、白い綿が分厚く存在しており、そのまま食べるよりも、いろいろなものに調理して食べる事をおすすめします。
例えば、皮は白い綿を可能な限り取って、熱湯で三回ほど茹でてアクをとります。
その後、スライスして、マーマレードや砂糖漬け、ピールなどにしてください。
また、果肉はジャムにすると良いでしょう。
素材の味はひかえめなので、お好みの味にすることができます。
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ところで、この獅子柚子ですが、縁起物としても使われているそうです。
なぜなら、名前になった獅子や鬼は、邪悪なものを取り去り守ってくれるといわれ、お店に飾っているところもあるそうです。
みんなみの里では、以前より栽培してきた獅子柚子が、台風の塩害などの影響で例年に比べると数は少ないですが、今年も大きく実ってくれました。
その様子は、青い空に映える黄色い大きな獅子が、まるで花壇でみんなみの里を守ってくれているようです。
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