ささげの赤い豆がお店に出てきました。
小豆によく似ているささげですが、艶のある小豆に対し、ささげは少しくすんだ赤い色で目のふちが黒いのが見た目の違いです。
主に、赤飯をつくるとき小豆を使うことも多いでしょうが、加熱した小豆は皮がやぶれやすく煮崩れもしやすいです。
そのため、おめでたいときに食べる赤飯につかうには縁起が悪いとされ、ささげを使う地方もあります。
また、煮崩れした小豆の様子が切腹をイメージさせるということから、とくに関東地方では、ささげをつかうようになったそうです。
煮崩れしやすい小豆はあんこに、煮崩れしにくいささげは煮物料理にもどうぞ。
小豆とささげ、似ているようで少しだけ異なる二種類。
上手に使いわけてみてくださいね。
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