【みんなみの里】夏バテ気味なからだに辛み成分で食欲アップ

キービジュアル画像:夏バテ気味なからだに辛み成分で食欲アップ

販売状況

2018/08/12

 お店の一角に、数種類の唐辛子が顔を出し始めました。
 主に、ハバネロ、ジョロキア、タバスコの三種で、どれも辛いことは辛いのですが、じつは、それぞれ微妙に違いがあります。

 ハバネロは、メキシコの発祥とされ、その後ブラジルやアメリカなど、南米地域で栽培されており、近年では、日本での栽培も増えてきました。
 かつては世界で一番辛い唐辛子と言われていたハバネロ。
 当然のように辛さは抜群ですが、じつは、柑橘系のフルーティーな香りがあり、肉料理やカレーなどにもつかわれます。

 また、これより辛いのがジョロキアです。
 艶々した鮮やかな実の色は、まるで自ら辛さを主張しているようです。
 原産は北インドやバングラディシュで、香辛料としてはもちろん、薬用として、胃腸を整えたり発汗を促したりと、今年のような猛暑を乗りきるにはおススメな食材でもあります。
 現地では、主に豚肉の煮物につかうことが多いようで、乾燥させて香辛料にしたり、それを細かく刻んでサルサ料理などにもするようです。

 そして、タバスコソースの名でよく知られている、タバスコという唐辛子です。
 原産地はアマゾン川流域で、熱帯から亜熱帯にかけた広い地域に分布しています。
 いろいろな料理につかわれる辛味調味料ですね。
 辛さはハバネロよりも弱く調理しやすいので、ピクルスのように酢漬けにもむいています。

 じつは、それぞれ特長がある唐辛子。
 辛味成分が食欲を増進させたり、新陳代謝をアップさせたりする効果もあります。
 ただし、食べすぎには、じゅうぶん注意してくださいね。

 

里のMUJI みんなみの里