【みんなみの里】江戸の町にも出まわっていた『房州びわ』

キービジュアル画像:江戸の町にも出まわっていた『房州びわ』

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2018/05/26

 お店に橙色のまるい果実が出てきました。
 『房州びわ』です。
 
 毎年、皇室にも献上されている房州びわ。
 その栽培開始の歴史は古く、江戸時代中期には出まわっていたとの記録があるそうです。
 また、明治時代以降は更にさかんに栽培されるようになり、千葉県は長崎に次ぐびわの産地となりました。
 そして、いまや南房総での収穫量は県全体の8割以上を占めています。

 びわは寒さに弱いため、半島沖を黒潮が流れている房州が、びわ栽培の北限とされています。
 また、ここでは虫や強い日差しから守るために、ひとつひとつのびわに袋かけをします。
 こうして、大切に育てられた果実は、美しい橙色のびわになるのです。

 びわは、適度な大きさで、ふっくらして、果実全体が橙色のものを選んでください。
 また、あまり日持ちしない果実なので、購入したらすぐに食べることをおすすめします。
 
 びわの旬は、5月下旬から6月下旬。
 この時期を逃さないでくださいね。

 

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