こんにちは。みんなみの里のBOOKS担当です。里山は寒の戻りですっかりと冷え込み、しまい込んだダウンを引っ張り出し、夜は鍋で暖をとるほどでした。三寒四温を繰り返しながら、季節は春へと一歩ずつ、少しずつ移り変わっていきます。
さて、今週ご紹介する本は食のエッセイストである平松洋子さんのルポルタージュです。うに弁当にうなぎ、握りずしなど極上グルメからあぶらあげに凍みこんにゃくのようなローカルフードまで、厨房や作業場、畑などの現場に実際に訪れて書いています。
それぞれの職人の伝統の味を守ろうとする努力と気概、おいしいものをつくりたいと思う探究心、この仕事が好きでたまらないという姿に感服するばかりです。身も心も技もプロだからこそ生み出せる味なのでしょう。伝統の味を時代に合わせて進化させる努力もすごいです。
ここで紹介されるつくり手の食への情熱と真摯さを知ると、ただおいしがって食べるだけでは申し訳ない気になります。地球温暖化や乱獲などで手に入りづらくなっている食材を求める苦労も書かれており、「すごい味」がこれからの食生活で希少価値になりつつあると感じました。
このように長く愛される味の背景には、それを守る人々の努力の賜物である進化があります。私も「食べ物とは命である」という当たり前のことを呼び起こし、命と対話をしながら食事をする人でありたいです。
著書名:日本のすごい味 おいしさは進化する
著者:平松 洋子
発行所 : 新潮社
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