オルビス株式会社が2017年に創業30周年の記念展覧会「ケの美」展を開催しました。そのディレクターを務めたデザイナーの佐藤 卓さんが編者となってまとめたのが本著です。
土井善晴さん、隈研吾さん、千宗屋さん、小川糸さん、小山薫堂さん、そして皆川明さんなど、第一線で活躍されている14人のクリエーターやデザイナーにフォーカスし、彼らの当たり前の中にある「美」をフューチャーしています。みなさんが慈しんでいるものたちは、プライスレスな価値があるからこそたいせつにしてきている。ものをていねいに扱い、長く使う人は、その人自身をたいせつにしてるんだろうと思います。
著者は巻末の対談で、「下手なデザインをすればするほど、大きな雑音をたてる。うまいデザインは気づかれず、すっと消える」といっています。凝縮させ、絶妙なバランスをつくり、存在感をも消してしまう引き算の美意識は、民藝品の「用の美」に通じますね。
雑多の中から「気づかれず、すっと消える」デザインを見抜く意識をもつことは、審美眼が磨かれるということ。日常の中のふつうのものに宿る美についてあらためて見直すきっかけになりました。
著書名:ケの美 あたりまえの日常に、宿るもの
著者 : 佐藤 卓
出版社 : 新潮社
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